2010年 9月27日

生物物理から帰ってきて1回目の速報は、高橋くん(Science)が疲れからか体調を崩してしまい、本間さん1人だけでした。2冊4報の紹介でしたが、1つの論文当たりのfigureが多く、終わったのは10:45でした。私が同じように紹介したら、「論文のメインの結果をわかりやすく簡潔に説明しなさい」と指導されていたと思います。

Cell(本間さん)
11 June, 2010 Volume 141 Issue 6 p.1018
K+ channelであるKirBacの制御のモデルを11個の結晶構造から立てています。Cytoplasmic domainsの構造、選択フィルターの構造、チャネル活性が対応した3つのステートが提示されています。
17 September, 2010 Volume 142, Issue 6 p.879
Myosin VIの足にQdot(片方の足のみ/それぞれの足に違うQdot)もしくは金粒子をつけて、72nm、44nmの2つのステップがあることがわかりました。金粒子で時間分解能を上げて速い動きを見るという手法は、生物物理で阪大の中村さんにポスターで説明してもらったばかりです。

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