2012年12月3日

西垣君
Science #6091 #6098

1 コレラのバイオフィルムの話。バイオフィルム内のコレラにある、細胞間接着タンパク質を光らせて顕微鏡で見た。いくつものタンパクを同時に見て、立体的に再現したのが新しいそうです。

2 分裂酵母の分裂の話。極に伸びて分裂に関係するタンパクCDC42の挙動を見ていました。様々なフィードバックの結果、CDC42は酵母内で振動しているらしい。

3 DNAの柔軟さについての話。本来のモデルでは150塩基対以下ではDNAは曲がらないと思われていたが、67~105の塩基対でもループができるほど柔らかい、という結果がでたそうです。DNA結合タンパク質などを計算に入れるとこの結果に説明がつくらしい。

4 酵素の進化の話。特定の基質をターゲットにするものと多くの基質をターゲットにするものは、二つの比率をバランスよく進化してきた。

朱さん
PNAS vol.109 No.33,35,48

13278
アカゲザルのHIVのTRIM5α PRYSRYドメインの構造を、結晶とNMRでといたという論文。構造がわかって治療に結びつくといいですね。

13978
新しい方法STROMなるのもで、細胞のダイナミックな動きを見れるようになった、という論文。膜の構造やら組織やらを、生きた細胞で同時に見ていました。

19810
クオラムセンシングの論文なのは分かったんですが、内容がちょっと分かりませんでした‥。

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