Vol.550 NO.7676 Dou et al.,
細胞質内でのクロマチンの損傷が炎症反応だけでなくガン化に関わるシグナルに影響を与えることが分かった。バクテリアやウイルスのDNA、RNAがホストの細胞に侵入したときに働く免疫系と同じ系が働いているようである。ラボメンバー全員で免疫系について勉強しなおす必要があると感じているが改めて感じた。
水野さん PNAS
Vol.114 No.35 Ho et al.,
コレラ菌のT6SSの分泌タンパクがホスト中で機能する場所で分泌されるのか、別の分泌場所に打ち込まれて機能する場所まで移動してホストに影響を及ぼすかを調べた。分泌タンパク(今回はVgrG3)は細胞質に打ち込まれた後、ペリプラズムまで移動して働くことが分かった。打ち込まれたタンパクが働く場所に移動できないようにできることを狙った創薬をできないかと思った。
Vol.114 No.36 Kamanda et al.,
熱帯魚の腸内細菌業と食べている藻類の関係性を調べた。細菌学では腸内細菌業の研究が近年盛んだが魚の腸内細菌業というところに着目したところがすごいと思う。