Kenichiro Furuyama et al.
ヒトのランゲルハンス島α細胞がβ細胞に再分化するという話でした。将来的にヒトでの応用ができれば、Ⅰ型糖尿病の治療に役立つ点がすばらしいと思いました。
Gopala K et al.
発声の際の脳波と口蓋の動きの解析から、音声データを合成するという話でした。てんかん患者への応用を目的としているようです。脳波に関する話は未知なことが多いので興味深かったです。
寺島さん PNAS vol.116, #13 #18
2冊から5報の紹介です。
Marie C. S. et al.
酢酸発酵細菌である好熱性アゾトバクターの代謝経路の話でした。H+ポンプの存在を調べるために反転膜を構成していましたが、これをビブリオ菌にも活かせるのではと思いました。
Erik Petersen et al.
サルモネラ菌がマクロファージに取り込まれた時、c-di-GMPの生産が活性化するという話でした。c-di-GMP産生によってわざとセルロース合成を低下させることで生存率を上昇させるというのが興味深かったです。
Shinju S. et al.
コウボが出芽するとき、タンパク質を不均等に分配するという話でした。セプチンによる分断のみでタンパク質を均等にしたり不均等にしたりできるシステムが興味深かったです。