結婚式 |
たくさんの丸テーブルといすが並べられ、参加者は思い思いの場所に座ります(完全に自由席)。新郎新婦が会場入りすると、司会の人が一言お祝いの言葉を述べられて、新郎新婦は会場のコーナーに立ちます。簡単なスナックが用意され、その列の途中で、参加した人たちが新郎新婦にお祝いの言葉を話せるようになっているのです。パーティは終始リラックスした雰囲気で行われ、日本のような長い祝辞が行われることはありませんでした。途中で、新郎新婦がステージに立ち、ダンスを披露してくれました。そのsweetなこと。まあ、日本人では出来ないでしょうねぇ。
そして、ダンスの後、独身男性がステージの前に集まります。僕も行きました。伝統のちょっとしたゲームが始まります。新婦のはいていたガードルを新郎が投げて、それをつかんだ独身男性が次の結婚のチャンスを得ることができる、というわけです。残念ながら?僕はそれをつかむことが出来ませんでした。
宴もたけなわになると、新婦のValerieがお色直しをして建物のバルコニーに現れました。今度は女性に向けてブーケを投げるのです。これは日本でもおなじみですよね。ブーケをつかんだ独身女性が次に結婚できる、というゲームです。これは、この日知り合いになった日本人の女性が見事キャッチしました。
そうそう、パーティ会場の入り口に、ギフトを置くテーブルがあります。親しさの度合いにより、ギフトを持っていくかどうか決めればよいようですが、たいていの場合、新婚生活を始めるために必要なものをギフトに用意するようです。また、「もの」が難しければ、「gift certificate」といって、ギフトカードもよく使われるそうです。ラボのTimの奥さんに聞いたところ、ごく身近でなければ50$以下でいいとのこと。あまり高額にしてしまうと、「お返し」しなくてはならなくなってしまうので、かえって新郎新婦に負担がかかってしまうからだそうです。Certificateはお店で頼めばすぐに発行してもらえます。メッセージを添えたカードを準備しておくことが礼儀です。日本のように現金を包む習慣はないそうですので、ご注意を。
というわけで、非常にすてきな、結婚式でした。それではまた。