結婚式


みなさんこんにちは。今回は結婚式についてお話ししましょう。
いつもお世話になっている英語教室のValerieの結婚式が、この前の土曜日にありました。Salt Lake Cityの教会で式が行われたのですが、とてもすてきな式でした。ご家族の方をはじめとして、多くのお友達が集まって、教会は満員の大盛況。いつもの英語教室の面々が3分の1ぐらいを占めていました。どんな格好で行ったらいいのかわからなかったのですが、みんな色んな格好をしていました。スーツの人が半分ぐらい、僕のようにジャケットとスラックスの人がそのまた半分、普段着の人も思ったより居ました。式はキャンドルに灯をともすところから始まり、新郎の入場、ご家族の入場があって、そしてバージンロードが敷かれていよいよ新婦が登場します。このとき、新郎の目から涙がこぼれていました。祝福の歌が歌われ、教会の神父さんによって、誓いの言葉とリングの交換が行われます。この辺はもう皆さんご存じの通りの手順で進められていくのですが、そのとても厳かなこと。僕も去年日本にいるときには何人かの結婚式の2次会に呼んでもらったのですが、式自体には行ってなかったので、その厳かな雰囲気には心にしみるものがありました。お互いに、誓いの言葉を交換し、無事式が終わると、ちょっと離れたところにあるパーティ会場にみんな移動して、そこではいつものようにパーティが行われました。

 たくさんの丸テーブルといすが並べられ、参加者は思い思いの場所に座ります(完全に自由席)。新郎新婦が会場入りすると、司会の人が一言お祝いの言葉を述べられて、新郎新婦は会場のコーナーに立ちます。簡単なスナックが用意され、その列の途中で、参加した人たちが新郎新婦にお祝いの言葉を話せるようになっているのです。パーティは終始リラックスした雰囲気で行われ、日本のような長い祝辞が行われることはありませんでした。途中で、新郎新婦がステージに立ち、ダンスを披露してくれました。そのsweetなこと。まあ、日本人では出来ないでしょうねぇ。

 そして、ダンスの後、独身男性がステージの前に集まります。僕も行きました。伝統のちょっとしたゲームが始まります。新婦のはいていたガードルを新郎が投げて、それをつかんだ独身男性が次の結婚のチャンスを得ることができる、というわけです。残念ながら?僕はそれをつかむことが出来ませんでした。

 宴もたけなわになると、新婦のValerieがお色直しをして建物のバルコニーに現れました。今度は女性に向けてブーケを投げるのです。これは日本でもおなじみですよね。ブーケをつかんだ独身女性が次に結婚できる、というゲームです。これは、この日知り合いになった日本人の女性が見事キャッチしました。

 そうそう、パーティ会場の入り口に、ギフトを置くテーブルがあります。親しさの度合いにより、ギフトを持っていくかどうか決めればよいようですが、たいていの場合、新婚生活を始めるために必要なものをギフトに用意するようです。また、「もの」が難しければ、「gift certificate」といって、ギフトカードもよく使われるそうです。ラボのTimの奥さんに聞いたところ、ごく身近でなければ50$以下でいいとのこと。あまり高額にしてしまうと、「お返し」しなくてはならなくなってしまうので、かえって新郎新婦に負担がかかってしまうからだそうです。Certificateはお店で頼めばすぐに発行してもらえます。メッセージを添えたカードを準備しておくことが礼儀です。日本のように現金を包む習慣はないそうですので、ご注意を。

 というわけで、非常にすてきな、結婚式でした。それではまた。

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