車のこと |
さて、今回は最近体験した車の手入れについてお話ししましょう。
ガソリンは自分で入れる
ご存じの通り、アメリカでは日本のようにガソリンスタンドに行けば、すべて店の人が処理してくれるわけではありません。スタンドに行っても、店員さんが「Can I help you?」とにこにこしながら出てくることはありません(そういうスタンドもあるかもしれませんが)。自分で給油しなければならないのです。私も友人の車の給油を練習でさせてもらったことがありますが、初めて自分の車に自分で給油するときはさすがに緊張しました。スタンドにはその奥に事務所あるいは併設のコンビニのようなお店があります。Restroomもあるので、長いドライブの途中でトイレに行きたくなったときなどに、スタンドに寄ってトイレ休憩をすることも多いです。車のどちら側に給油口があるか(私の車の場合右側)を確認してから、スタンドの前に車を停めてエンジンを停止し、スタンドの事務所のお兄さんに頼んでやり方を教えてもらいました。やり方は至って簡単。たいていの場合、給油ノズルのところにクレジットカードの器械がありますので、すべてクレジットカード(あるいはデビッドカード)で処理します。操作パネルの指示に従い、支払い方法を指定します。デビッドカード、クレジットカード、店の中で支払う、などの選択肢があります。僕の場合はデビッドを選択しボタンを押します。カードをリーダーに通し、暗証番号を入力すると、processing...という表示が出て、銀行につないでくれます。approvedとでれば、デビッドでの支払いがOKとなり、パネルの電光掲示板にガソリンの種類の選択を問う指示が出ます。自分の欲しいガソリンを選び、ボタンを押すと、ノズルをpick upしろ、という表示が出るので、ノズルを上げ、給油口に突っ込みます。レバーを引き、固定させると自動的に給油が始まります。もし、給油の前に給油量を指定しなければ、満タンになるまで自動的に給油を行い、満タンになったところで給油が止まります。そこで、ノズルを元の位置に戻すと、レシートを印刷するかどうかを、操作パネルが聞いてくるので、Yesを選択します。まもなくレシートが印刷されて出てくるので、それを取れば全て終了。車の給油口のふたをきっちりクリック音がするまで閉めて、スタンドからGO! 私は日本での運転の経験がないのでよく分かりませんが、ガソリンの値段はこちらはやはり安いようです。
洗車
さて、雪の中を走ったりしたので、車が結構泥だらけになってしまいました。そこで、先々週はじめて洗車に挑戦しました。日本では、家の前で車にホースで水をかけながら洗う姿をよく見ていましたから、こちらでもそうなのかなと思っていたら、ちょっと違いました。日本でもあるのでしょうが、こちらにもCar Washのスタンドがあります。コンクリート造りの建物で、僕の行ったところはSugarhouse(2100S 1300E)のものでしたが、どこでも同じもののようです。Car washのスタンドがどんなものなのかすら知らなかったので、知り合いに頼んで同じ時間に洗車することにしたのですが、いざ行ってみると、その日はものすごく混んでいて、洗車場(4つほどありました)の前に2台づつ車が並んで待っています。知り合いは既に洗車を終えたようで、洗車場の外で車をふいているようでした。そこで、洗車場の前で3台目の待ち車として、待っていたら、事務所の部屋の直ぐ隣の洗車場が空いたので、そこへすかさず入りました。管理人らしいおじさんがいたので、どうしたらいいか聞くと、とりあえず車を洗車場へ入れろと言います。車を入れて停めると、クォーターは持っているかというので、たくさんあることを伝えると、2分間で1ドル75セントだから、操作パネルのところでコインを7つ入れろ、と言われました。おじさんが「普通は石鹸入りの溶液を選んでまず車全体を洗い、続いてリンス用のボタンを押してリンスする。最後にワックス入りの溶液で仕上げて終わり。これを2分間の間に済ませること。もし終わらなかったらさらに1ドル75セント追加して2分延長すること」と教えてくれました。そこで早速コイン7枚を投入して、操作パネル場のsoupのボタンを押してノズル(洗車場の右手に置いてありました)を急いでピックアップ。既に溶液が出始めているので、レバーを引いてパワーアップさせて車に溶液を噴射! ものすごい勢いで石鹸入りの溶液がノズルから噴射されます。車についていた泥もこれで結構簡単にはじき飛ばされます。全体をこの操作できれいに洗った後、操作パネルでリンスを選択し、石鹸を落とします。だいたいきれいになったところで、今度はワックスを選択し、窓以外の所にやさしく噴射していきます(噴射のレベルは手元のレバーで調節可能)。ブザーが鳴って制限時間終了を告げられてしまったので、やむなくコインを追加し、少し丁寧にワックスを掛け、最後にもう一度軽くリンスして終了! 車を洗車場から出して、外の駐車場で持ってきたタオルを使って車を拭きます。以上所要時間約15分で洗車終了! 必要なものは、タオル数枚とクオーターでしょう。なお、コインはスタンドに両替機があるのでそこでも手に入れられます。また、今回は使いませんでしたが、洗車場の入り口には、掃除機のコーナーもあり、洗車の前に車の中を掃除機できれいにすることもできます。
タイヤの交換
さて、この洗車の時にご一緒していただいたのが、私の運転の先生の化学科のポスドク氏で、彼にいろいろ車の様子を見てもらいました。そして私も気になっていたのですが、後輪のタイヤが結構すり減っているとの指摘をされたので、先週Discount Tireというお店へ行きtireを交換してきました。Salt Lakeでのこのお店の位置は2269S State st.です。I-80のState st.の出口をほんの少し北上したところにあります(道路の東側)。土曜の午後に実験を終えて早速お店へ行きました。広い駐車場に車を止めて、向上の直ぐ隣にある事務所に行き、カウンターでタイヤを交換したい旨を伝えると、お兄さんが「じゃ、ちょっと見せてもらいましょうか」、といって、実際にタイヤの様子を見てくれました。後輪は結構すり減っていて溝にあるindicatorが見えているので、これは交換時期ですね、前輪ももうすぐ交換した方がいいですよ、というので、この際一気に4つとも交換してもらいました。タイヤはYokohamaのS306というall weatherのものにしました。1本50ドルです。交換の作業代やら、保険などの経費がかかって結構値段が張ってしまいましたが、前輪をDiscount tireの方で1本15ドルで買い取ってくれるらしく、30ドル浮いて結局$289でした。チェックで支払いを済ませ、キーを渡すと30分で作業を済ませてくれました。お店を出て少し運転してみて特に問題もなく、これで冬を乗り切ることが出来そうです。
今回はここまでです。
追伸:女の子にからかわれた話
2週間ほど前のある朝、大学に自転車で登校するときに、いつも通る100Sの通りで、女の子3人組に思いっきりからかわれてしまいました。
その子たち(中学生くらい)が僕の方を見てevil smileを見せるので、「これは何かカモにされそうだなぁ」といや〜な予感をしながらやりすごそうとしたら、「Hello!(pronouciation= he llooooow... けだるく)」といってきたので、しゃーないからこっちも元気良く「Hi!」 と言おうとしたその瞬間、彼女らの一人がジーンズをバッと下げておしりを僕の方にぺろっと・・・
僕があっけにとられているのを見て大笑いしていました。What the hell are you doing!?と言ってやれば良かったのですが、あまりにも突然で・・・