到着後の話 |
僕もこちらへ来て一月が経ちました。期待と不安の混じった複雑な気持ちを持って、Salt Lake Cityへやってきた当時を思い出しながら、今週は到着後1週間で行った手続きについてお話ししましょう。
僕は到着後1週間はBlair先生のご両親の住むコンドミニアムに滞在させていただきました。Salt Lake City International airportに降り立つと、先生の替わりにご両親が「Seiji Kojima」と書いたボードを持って待っていてくれました。その日の晩に先生と連絡を取り、早速翌日から手続きを始めることになりました。まず、その手続きを箇条書きにまとめてみましょう。
以上が主な項目ですが、僕の場合先生が付きっきりで援助してくれたので大変助かりました。電話なども全部かけてくれたのです。従って恥ずかしながら僕は言われたとおりに記入するだけでした。初日に大学関係の手続き(health insulance以外)、Social security numberの取得手続き、Bank accountの手続きを行いました。この中で最も大切なのがSocial security numberの取得でしょう。これがないと何もできません。Salt Lake Cityのdowntownにあるofficeに出かけ、申し込みます。この時必要なのがパスポートとIAP66です。この時点ではまだアパートが決まっていないので、住所は大学のもので申請しました。手続きはすぐに終わりますが、numberを書いたカードが手元に届くには1週間ほどかかるので、早く番号を知りたいというと、翌日Social security administration (toll free: 1-800-772-1213)に電話すれば教えてもらえる、と言われました。実際翌日朝電話したらすぐに教えてくれました。
このように、初日で結構いろいろと手続きを済ませましたが、2日目にはUniversity IDの手続きをしにUnion Buildingへ行きました。ID cardは学生証のようなもので、新しい建物だとこのカードを使って鍵を開けたり、図書館でのコピーのためにカードにチャージしたり、またバスの無料パスのシールなどもカードに張り付けてもらうことになります。写真入りとなるので、その場でデジカメで写真を撮ってもらいました。そして、先生がDept. of Biolのネットの管理者にメールを送ってくれたらしく、午後に管理者のOken先生がやってきて、僕の机に一番近いEthernetのコネクタをactivateしてくれた上に、IP addressも個人用のものを用意してくれました。おかげでその日から日本語のシステムのMacを使ってネットにつなぐことが出来るようになりました。このときは本当にうれしかったです。
3日目にはアパート探しを行いました。アパートは大学が発行している新聞と、Salt Lake tribuneというこちらでは主な新聞の広告欄で調べました。大学の近くで(歩いていける距離)、400$台の1 bedroomという条件でいくつか候補を探し、不動産屋か大家に電話して部屋を見せてもらうようアポをとります。いくつか見た後、知り合いが住んでいて、かつ大学とスーパーマーケットに近く(それぞれ歩いて20分ほど)、大家さんが親切で同じアパートに住んでいる、ということで今のアパートに決めました。翌日正式に契約し、契約金250$と日割り分の家賃80.2$を払いました。ここからが苦手な電話の手続きになります。電気・電話・ガスに関しては、大家さんが指定した業者(ガスはQuester, 電気はUtah Power, 電話はUS WEST)にそれぞれ電話し、account numberをもらいます。恥ずかしながらここでも全部先生にやってもらいました。支払方法などについてはこの段階では問われません。一月にかかる料金に関してはまた後ほどお話しします。
こうして、無事新生活の手続きがたいてい終了しました。残るは医療保険の手続きと家具の準備ですが、これに関しては来週お話ししましょう。それではまた来週。
追伸