生活準備 |
アパートが決まった翌日の土曜日に先生と一緒に家具を買いに行きました。アパートには電気コンロ、冷蔵庫はありますが、それ以外はないので、生活するのに最低限必要なベッドと食卓、衣類ケースを買うことを目標にしました。
まずベッドですが、King, Queen, Full, Twinとサイズがいろいろあります。なんだかよくわからないのですが、Twinは2人用ではなく1人用のサイズで、Full, Queenが2人用のサイズです。Queenの方がFullよりもやや大きいようです。KingというのはTwin2つ分のかなり大きなものでした。あちこちお店を回って探しましたが、日本の大型スーパーでよく売っているパイプベッドがなかなか無く、木で作られた高いものしかなかったので、家具を安く売っている量販店でマットレスとマットレスの下に置く台のようなもの(マットレスと同じような形ですが堅い。名前を忘れてしまいました)を買うことにしました。枠が無くてもこれで十分安定に設置できます。この2つで175$でした。ちなみに、マットレスは堅めのを買った方が日本人には合いそうです。それからFutonというのがこちらでも十分通用します。Futon shopというのがあちこちにあります。しかしどこも値段が高く日本の布団とはかなりイメージが異なりました。
続いて食卓と衣類ケースを買いました。これらは中古と新品の両方を売っている別の家具屋さんへ行きました。勉強机も欲しかったのですが、食卓をいい物にしておけばそこで十分勉強できると思い、奮発して高いもの(組立式)を買いました。衣類ケースは日本で使っていたようなプラスチックボックスで良かったのですが、先生がタンスの方を勧めるので安いもの(中古)を選びました。これで合わせて404.02$。ちょっと高かったかな、と今では思いますがまあ仕方がないでしょう。以上3点を先生の大きなワゴンに乗せてアパートへ持っていきました。Delivery serviceもあるようですが、車社会のアメリカでは大型のワゴンを持っている家が多く、少々の荷物は乗ってしまいます。驚いたのは中古のタンスを頼んだのに、新品のが残っているから値段はそのままでいいから持ってけと店の人がいうのです。これはラッキーでした。
さて、翌日の日曜日に先生のご両親のお宅を出てアパートへ移りました。午前中にご両親に買い物につきあってもらいました。ここSalt Lake Cityはモルモン教の町なので特にそうなのかもしれませんが、日曜日はどこのお店もだいたい休んでしまいます。しかし、 Groceryと呼ばれる大型スーパーはたいてい毎日開いており、ほとんどの物を買いそろえることが出来ます。この日はアパートの近く(といっても歩いて15分ほど)のFredMeyerというスーパーへ行きました。2階建てのものすごく大きなスーパーで、何でも揃っています。日本の郊外の大型スーパーと同じような感じですが、天井が高いのと廊下が広いのが特徴です。ここで、食器や毛布、掛け布団、調理用品など運ぶのが大変そうな物を買い揃えました(やはり車は便利)。以下に、現在までに揃えた主な品目とその値段を一覧にしてみます。
品目 | 値段 ($) |
---|---|
マットレスと台 | 175.00 |
テーブルとタンス | 404.02 |
食器セット(皿) | 39.99 |
調理用品セット(鍋、フライパンなど) | 69.99 |
毛布 | 10.79 |
シーツ | 22.49 |
掛け布団 | 19.79 |
枕 | 7.49 |
置き時計 | 12.99 |
電話機 | 16.99 |
自転車と鍵 | 110.47 |
CDデッキ | 51.04 |
電気スタンド | 19.99 |
炊飯器(日本製、保温機能付き) | 111.67 |
米(11.35kg) | 9.65 |
合計 | 1082.36 |
他にも細かい物をいろいろと買いました。最初のアパートの契約などにかかった費用(335.02$)を合わせると1417.38$となり、日本円(121円換算)にして約17万円かかっています。ふりかえるとちょっと贅沢にお金を使ってしまったようです。その反省もあって、普段の生活は質素にするようにしています。朝と夜は自炊、昼は大学の近くの食堂で食べるようにすると、一日の食費をなんとか10$に抑えることが出来ます。今のところまだ大学と家を往復する生活なので、何とか貯金が出来そうです。貯金が出来たら、いろいろとやりたいことがあるので頑張って倹約するぞ! というわけで、今週はこの辺で。また来週。