stress解消その1 |
さて、今週はstress解消についての話です。英語はなかなか通じないし、実験にも苦労し、と自信をずいぶん喪失している僕ですが、毎日勉強ばかりしているとやはり疲れ切ってしまいます。そこで週末の休みを利用して自分が落ち着ける場所を探すことにしました。名古屋の時には、名古屋駅の新幹線ホームで旅人の顔を眺めたり、映画館に行ったり、大型書店で立ち読みしたり、そして博士課程の頃はよく喫茶店でコーヒーを飲んでぼけっとしたりしていました。こちらで最初にしたことは、自転車を買って散歩することでした。
本屋のカフェでリラックス
幸いにもDowntown(松ちゃん浜ちゃんじゃない!?)へはアパートから自転車で10分ほどなので、気軽に行くことが出来ます。あちこち散歩して思ったのは、Salt Lake Cityは公園が結構多いこと、そして日曜日にはほとんどのお店が休んでしまうこと。ラボの学生さんに聞いた話では、日曜日は休息日なので、午前中に教会に出かけて午後は家族とゆっくり過ごすことになっているようです。そんななかでも、crossroad plazaというSalt Lake Cityでも大きなモール街は営業していて、僕はもっぱらここにくるようになりました。Bordersという大きな本屋さんがあり、1階が小説や雑誌、2階に専門書やCD, Videoなどが売られています。またここのいいところは、2階にcafeがあって、大きな窓からは向かいにあるtemple squareが一望できること。今日も先ほどcafe au laitを飲みながらひとときを過ごしてきました。このように、大きな書店にはcafeがあり、本を見るのに疲れた人たちがここでゆっくりするようになっているみたいです。また、至る所にソファーがあって、本をゆっくり読むことが出来ます。おかげですっかりくつろぐことが出来ます。
映画館でリラックス
さて、映画館ですが、2週間前にラボのメンバーとcomplex(日本でも増えつつある映画館を中心にした郊外型総合娯楽施設;コロナワールドみたいな感じ)へStar Warsを見に行きました。映画館もやはり僕のリラックスできるところです。日本でも相当行きましたが、こちらでも暇を見つけてこれからどんどん行くことになりそうです。値段は7$。割引で4$。安いです。ただし、飲み物は高い。カップのドリンク(small)が2$もしました。お菓子はポップコーンがメインで、袋に大量に入れてくれます。僕は買いませんでしたがこれは安かった記憶があります。そして、ご存じの方も多いと思いますがパンフレットはありません。あれは日本だけのようです。さて、劇場の中はまあ日本のそれとそう変わらないと思います。映画が始まる前に数本の予告編が入ります。ここは日本も同じですね。そして映画が始まります。やはり半分ぐらいしかわからない! 字幕なんてものはないので、必死でセリフを聞こうとしますが、やっぱり無理。でも映像でだいたいの筋は追うことが出来ました。まだ日本では公開されていないと思うので、内容については書きませんが、とにかく映像がすごい! こっちで非常に話題になっているのも頷けます。なんせ、5月19日の公開初日に見ようと言うお客さんが数日前から映画館の前に並んで待って居るんですよ! 町中がStar warsグッズであふれています。ポテトチップスのパッケージとか、シリアルの箱とか、もうとにかくありとあらゆるところで主人公の少年とお姫様の顔ばかりでうんざりするほどです。映画はこちらの人たちの大きな娯楽の一つのようで、気に入った映画には何度も足を運んでいる人も多いし、家族連れもとても多いです。
テレビでリラックス
また、テレビも最初の頃はよく見ていました。最近は帰る時間が遅いのであまり真剣に見ることは減りましたが、来た当初は13 channelのFOX13 News at nineを毎日見てhearingの練習をしていました。僕が楽しみにしているのは、日本でもNHKでやっているAlly McBealというドラマです。こちらでは大人気のこのドラマ、現在はシーズンオフらしくて、過去の再放送をしていますが、月曜の夜8時から1時間やっています。日本で見ていたので登場人物や背景がわかるので、英語の練習もかねて毎週楽しみにしています。これを見るときはかなりrelaxしています。その他のテレビ番組はあまり自分にとっておもしろくないので、見なくなってしまいました。まあ、映画を良く放送するのでそれは夕食を食べながら見ることはありますが・・・
FM放送聞いてリラックス
Week dayのrelax timeは夕食後のコーヒータイムでしょうか。英語の練習を終えた後、コーヒーを飲みながら、しんどくないときは1時間以上、疲れているときは30分程度、好きなclassicのCDか、Utahで一番relaxさせてくれると言うのが自慢のFM、KOSY 106.5を聞きながらしばし勉強します。このときはかなりrelaxしているので、色んな事がすうっと入ってきます。たいてい、眠くなるとやめています。そうそう、FMは日本と同じで、番号を連呼しますね。名古屋でも、JIP FM, 77.8!などとやっていますが、こちらも曲紹介の後や会話の最後に必ず、Utah's most relax station, KOSY 106.5 !とやってます。最初、「こーじー、わんおーしっくすぽいんとふぁいぶ」の、こーじーの意味が分からず何を言ってるのだろうと悩んでいましたが、そのうち局名であることに気づきました。この106.5は確かに聞いている人をrelaxさせてくれます。洋楽をあまり知らない僕でも知っているような、昔の曲を良く流しています。relaxできるのは、ゆったりしたバラード系の曲を流しているからかも。聴取者からの電話も下品なものが無く、たいていが、「お父さん、お母さんありがとう」とか、「今日は恋人と楽しく過ごせた」とかそんな話が多いです。そう、恋人の話が多い。まだ内容を完全に理解できないので悔しいのですが、たまに、「彼(彼女)が実は別の人とつきあっていたことが今日わかってとっても悲しい。だから失恋の曲を流して」というリクエストの電話があったり、「私の彼を自慢したいんだけど」というのでパーソナリティが「どんなところが?」と聞くと、その女の子が切実な気持ちがこっちにも伝わってくるようなあま〜い声で話すので、こっちもほのぼのしてしまったり。「He is my hero」とか言っていて、英語だと日本人ではなかなか言えないような恥ずかしいことも軽く言えてしまうのかな? と思ったりしています。
というわけで、色んな人に、relaxすれば英語も実験もうまく出来るようになるよ、と言われましたが、それは一理あるようです。
来週は、とっても感激したピアノコンサートの話を、stress解消2としてお話したいと思います。
それではまた。