talk at meeting |
さて、今日無事group meetingのtalkを終えることが出来ました。僕の居るBlair labと近い分野の研究をしているParkinson labの合同meetingが2週間に1回行われ、今回は僕が担当でした。日本で良くやっているような論文紹介のmeetingではなく、OHPを使って自分の仕事のprogress reportをだいたい1時間ほどで行います。20人ほどのメンバーを前にして英語で仕事のセミナーをするので、かなり緊張します。meetingではお菓子やスナック、飲み物を準備します。前回6月に担当した時に、東洋食品を売っている店でかっぱえびせんとかポッキーとかを買ってきて出してみたら、あまり評判が良くなかったので今回はチップスとグミ、ビスケットにしました。おかげで結構みんな食べてくれたみたいです。
本題の発表ですが、仕事はようやく最近になって結果が出てきているので、なんとか1時間ほどに収まる量にまとめることが出来ました。うちのボスは背景をしっかり話してできるだけわかりやすく説明するように指導してくれるので、僕も出来るだけ図には力を入れて作るようにしました。僕のように英語がだめな人の場合は、図を見ただけで分かるようにしておかないと、聞き手に分かってもらえない可能性が大となってしまいます。また前回は原稿を作っておきながら結局それを見ることなしにしゃべったので、今回は原稿は作りませんでした。今回のしゃべりで注意したのは、出来るだけはっきりと大きな声で発音すること、リズムを大事にしてしゃべること、ときどき「Any questions?」と一呼吸入れてあわてずにしゃべること、です。そのため、原稿は作らないけれど、このfigureの時には、これだけはしゃべらねばならない、というメモのようなものは準備しました。
というわけで、なんとかしゃべりそのものは前回よりは少しはましだったとは思うのですが、discussionがへろへろで、終わった後はすっかり落ち込んでしまいました。Englishが分からないのが本当に悔しい。答える僕の方もめちゃくちゃな文法でたどたどしく話すので、尚更自分が惨めな感じがしてしまいます。しかも、ボスが助けてくれるのですが、そのうちボスと質問者の間でdiscussionが始まってしまい、僕は蚊帳の外で為すすべもなく立っている、という非常に寒い状況になってしまったりして、ああ僕はpost-docなのに何でこうなってしまうのだろう、と心の中では号泣してしまいました。日本人と違い、説明しないと分かり合えない社会で育ってきているアメリカ人は、やはり上手に答えるんですよね。これは文化の違いに寄るところもあるとは思うのですが、とにかく悔しくて、こちらにいる間に絶対に英語うまくなってやる、と心に誓いました。
こんな感じでセミナーは1時間15分ほどで終わりました。次回こそは成長して臨みたいと思いました。
それではまた。