Christmas


みなさんお元気ですか? 12月は忙しく過ごしていたので更新を2週間休ませていただきました。
さて、今週はChristmas dayについての僕の体験記です。

Christmasは日本でもかなり盛り上がりますが、アメリカでは国民の休日となっています。大学もこの日の周辺ではお休みになっています。期末試験が一週間前に行われ、その準備で学生さんはものすごく勉強していました。期末試験が終わって12/20の週にはいると、大学は一気にお休みムードになります。遠くの州や外国から来ているundergraduateやgraduate、post-docの人たちは、Christmas-New year dayまでの期間を実家へ帰って過ごす人が多く、ラボの人口はぐっと減りました。地元から来ている学生さんも、Christmasの準備で忙しく、ラボにはほとんど顔を見せません。というわけで先週は実験しているのは僕だけという日が多かったです。

では、いったいChristmasの準備では何をしているのか、というと、Christmas eveの晩やChristmas dayに行われるPartyの支度、そこで交換するpresentの準備、家の外を飾る電飾の準備みたいです。cardを送る人も多いみたいです。クリスマスカードは僕も一応買ってあったのですが、書く時間が無くて、日本へ送ったのは12/22になってしまいました。presentは週末にdowntownへ買いに行きましたが、ショッピングモールはものすごい人でした。

僕はラボには感謝の意味を込めてケーキを焼いて持っていきました。ボスや帰省直前のTimが喜んでくれました。でも残念なことに、もうその日にはみんな休みに入ってしまっていて、ラボ全員には食べてもらえませんでした。今年本当に世話になっているTim(彼はマーシャルアーツの講師もやっている)には、筋肉痛に効くと良いかなと思って、エアーサロンパスをプレゼントしました。ちょうど知り合いになった日本人の方がこちらに来られたのでついでに持ってきてもらったのです。彼からのプレゼントは、雪の道で滑らないように靴にはめるスパイクでした。Jonからはサッポロビールをもらってとてもうれしかったです。こちらで親しくしている日本人の方々には、日本のものを売っているお店で見つけたお菓子をプレゼントしました。そうそう、プレゼントはたいてい自分で包装紙とリボンを買って、きれいにラップして渡すのが普通のようです。

Jon曰く、「プレゼントを買って交換するのはクリスマスの決まり事なんだけど、どうも資本主義社会におどらされてお金をどんどん使わされている気がしてあまり好きではない」とのこと。でもプレゼントを交換するときのわくわくした気分は好きなんだそうです。そして、プレゼントをもらったら普通はその場で包みを開けて、プレゼントをほめ、感謝の気持ちを述べるのが礼儀です。

さて、Christmas day(12/25)には2つのアメリカ人家庭からdinnerに誘われました。お昼にはUniv. of Utahでassociate professorをしているDr. Luetkemeierの家へ行きました。彼の家には、日本からクリスマスの期間だけホームステイに来ている女性がいました。彼女には1週間あけて2回Dr. Luetkemeierのお宅で会ったのですが、2回目に会ったときは驚くほど積極的に話していて、びっくりしました。いいステイになったみたいです。Dr. Luetkemeierの家庭には、お子さんが2人にて、上の子が7歳、下の子が3歳の男の子で、とても元気でにぎやかでした。豊かなご家庭で、dinnerはいろいろな種類のdishがでてきてすごかったです。お子さんへのプレゼントもとてもたくさん来ていて、リビングにいっぱい積んでありました。僕は折り紙をもっていきました。Dr.も奥さんもとても優しい方で、アメリカの家庭の本当に良いところを垣間見ることが出来ました。

そして夜はBlair labで一緒だった(もう彼は卒業した)、Lindseyさんのお宅へ行きました。かつてこのホームページでも紹介しましたが、5月に僕がこちらへ来て間もない頃に、お昼ご飯に読んで頂いたご家庭です。Lindseyさんのご家庭には、中学生のBrandon, 小学生のBecky, 幼稚園のstephanie、奥さんのLisaさんがいます。敬虔なモルモン教の信者で、家にはキリストの肖像が掲げられていました。みんなとても優しくて、人なつこくて、Seiji, Seiji, といって話しかけてくれて本当にうれしかったです。プレゼントまで頂いてしまいました。家の応接室のような所で、明かりを少し暗くして、僕の持ってきた折り紙と、お子さんが準備してくれたプレゼントを交換したのですが、Lindseyさんはともかくお子さんにとっては僕は良く知らないような存在なのに、こんなに暖かく接してもらえて、泣きそうでした。折り紙というプレゼントは大成功で、鶴の折り方やジャンプするかえるの折り方を教えてあげました。食事は質素で、とてもおいしく頂きました。その後、みんなでLDS churchへ行き、きれいに飾られたilluminationを見ました。感動的でした。帰り際に、「いつでもSeijiの事を思っているよ。depress(落ち込んだ)したときだけでなく、いつでもcallして。」と言ってくれて、本当にうれしかったです。

 日本では人間関係に苦しんだりしましたが、こちらで優しい方々に出会って心が洗われて、なんだかとても素直な気分になれています。こうして助けてくれる皆さんに自分の成長を見せるべく、英語もscienceも努力していきたいです。

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