毎週月曜日 10:00〜12:00 (9月26日〜)
G-102にて
速報会とは
超分子機能学講座で行っている雑誌の勉強会。
原則としてマスター以上の構成員が参加。
主要な雑誌(Figure 1)を持ち回りで担当し、トピックになりそうな最新の論文数報の内容を20分程度で紹介する。
速報会の意義
学問は幅広い知識の上に成り立っている。生命科学もその例外ではない。研究など普段の仕事の忙しさに紛れて、自分の専門以外の知識の吸収を怠ることは、結果として良い研究をし、良い研究者であることの妨げになる。
速報会は、なじみのない分野の研究にも興味を持ち、幅広い知識を得ることを第一の目的としている。また、大学院生にあっては、論文の簡潔な読み方とpresentationのトレーニングであり、大学院向けの授業の一部と位置づけることができる。私の知る限り、きちんと速報会に向き合って取り組んだ過去の学生たちのほとんどは、発表の技量のみならず、自然科学の素養という点でも、研究に対する考え方という点でも、見違えるほどに成長した。
われわれシニアにとっても、学生と共に自身を切磋琢磨する数少ない機会である。
週の途中の貴重な時間を費やして行うのであるから、すべての参加者には主体的な取り組みを期待する。
速報会のルール
- 10時スタートを厳守。遅刻厳禁!!少なくとも5分前にはG102に来ていること。また、紹介担当者の遅刻も言語同断!!
- 紹介時間は20分。発表は量より質。特にどのような意義の論文かをきちんと紹介すること。細かいデータをぐだぐだと話さない。 18分でタイマーを鳴らす。
- 最新号を紹介。
- リストのページ(当番のページの雑誌名をクリック)を参考に古いものも順次消化することも心がける。
- 毎回の紹介順は以下の通り。Nature, Science, PNAS(この順序に固定)。前週に病欠等で発表できなかった人は一番最初に紹介すること。
- 口頭で紹介してもしなくても、自分以外の参加者の研究に関係のありそうな論文はとにかくリストに列記する。
- 生命理学の図書に未消化の号が届いていない場合の対応は担当者の自由。
(オンラインで調べる、さかのぼって紹介する、お休みにする、他の雑誌を紹介する、etc.)
- 都合で担当を変更する場合は、前の週の金曜日午後5時までにe-mailなどで小嶋誠司に連絡をする。
- 病気などやむにやまれぬ事情以外は、当日に「できません」などのドタキャンは認めない。病気の場合も可能な限りスタッフの誰かに連絡すること。
- 実際に紹介する論文の選択基準は、担当者の自由な判断注1で決めて良い。(判断が問われることはありうる)
- その日の紹介に対しての感想を順番に書いてもらう。長くなくて良い。
注1:自分の勉強のためなのだから分野の違う論文にチャレンジして欲しい。
しかしながら、あまりかけ離れた分野ばかりを紹介するのは、その論文の意義や位置づけを批判できる人がおらず、紹介に対する聞き手の吟味ができないことになる。
そのあたりのバランス感覚も含めて技量が問われている。
構成メンバー一覧
- スタッフ:本間、須藤、小嶋、平子
- ポストドクター:
- ドクター:李、朱
- マスター2年: 寺内、割石、郷原
- マスター1年:岸、小林、竹川
- 研究員:北岡
合計13名。紹介用の資料は12部(自分の分を除く)用意
報告および予定
10月31日の紹介
小 嶋: Science 6023, 6026, 6029, 6033, 6054
岸 : PNAS 108 ( 38), (41)
感想担当:竹川
11月7日の紹介予定
平 子: Nature
小 林: PNAS
感想担当:郷原
11月14日の紹介予定
本 間: Nature
竹 川: PNAS
感想担当:寺内
(敬称略)
感想の原稿は(中身を忘れないうちに書いて)翌日中までに小嶋誠司宛e-mailで
参考事項
雑誌の消化状況は当番リストのページから見ることができる
11月1日更新
秋から細胞生物学グループ平子さんにも参加していただくことになりました。
文責 小嶋誠司
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