11月29日(By SB)


Nature No.7013 p.10(小幡さん)
 ヒルに血を吸わせて関節炎の治療をするのが流行っている(?)のは驚きでした。
前両親が登山の帰りに多数のヒルに襲撃され、ホラー映画に出てくる様な全身血だらけ姿で帰ってきたのをふと思い出しちゃいました。
あぁ鳥肌が。。。

Nature No.7015 p.386(伊東くん)
 ゴマシジミの幼虫の進化について。
ある種類はアリに育ててもらうのに、ある種類はそれを裏切るかのようにアリの幼虫を食ってしまう。
アリ側の対策としては、シジミの幼虫を育てると見せかけて食っちゃうように進化するといいんじゃないかと(もうしてるかな)。
自然界ってすごい。

Science No.5699 p.1189(滝口金さん)
 birth controlの話。
何やってるかわかんないEppinの抗体を注射すると不妊に、そして(完全じゃないけれど)復活もできるらしい。
問題になっている人口爆発対策(?)には有用かと。
少子化にもなにか打開策はないものでしょうか。

JBC No.279(45) p.46363(入枝くん)
 アミロイドβの話。
アミロイドの形状によって脂質膜のコンダクタンスが変わるらしい。
しかも膜にporeやchannelを形成するわけでもないのに。
アルツハイマー奥深し。

PNAS No.101(34) p.12503(稲葉さん)
 ナノサイズのイメージングに抗体を用いることで、目的の1分子を見ることができるという話。
自分も観察屋さんとしては、イメージングとかのお勉強をすべきなのですがなにしろ難解。
細かいことは分かりませぬが技術がどんどん改良されていくのにはただただ脱帽です。

EMBO No.23(22) p.4434(田島くん)
 ストレス応答に関わるRseAを切断するのにRsePがどうやって認識しているかという話。
TM内の弱ったαへリックスを狙って切る、しかも特異性は低いらしい。
不思議。
ほかのTMもなんでもかんでも切っちゃうのかな?

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