寺島です。
速報に参加するのもついに6年目になりました。
今年度で卒業予定です。
本間先生
Nature, vol455 no7212, 7213, 7214, 7235, 7236
新年度一人目は本間先生でした。
ESCRT-3をふりかけると、GUVが内側に陥入し縊られたそうです。
V. fisheriの宿主の選択性は1遺伝子RscSによって決まるそうです。
花粉管ガイダンスのシグナルとなるポリペプチドが同定されました。東山研の仕事です。
fisheriのゲノムを2種類決めるとか、ゲノム解析が身近になってきました。
あと長かったです。
北島さん
PNAS, vol106 no3, 6, 11
馬は視覚と聴覚の情報を総合して、対象を認知できるそうです。
タンパク質の泳動度とSDSの結合数やhydropathyには相関があるそうです。
バクテリアのtype6分泌装置はファージのDNA注入のためのニードルと共通の起源をもち、その構造も非常によく似ていました。
べん毛とニードルのように、共通起源の構造体、タンパク質が見つかってきていて、面白くなってきました。
鈴木くん
Cell, vol136, no2, 5
細胞膜のCaチャネルと小胞体のCaセンサーが、Caの欠乏で相互作用するそうです。
ポリソームの電顕観察でリボソームのアレンジメントを解析したそうですが、よくわかりませんでした。
核膜口を形成するタンパク質群のうちスキャホールドとなるタンパク質は新生されないし、融合細胞で核膜間での交換は起きないそうです。
タンパク質のturn over、あるいは交換の研究はいろいろな分野に広がりを見せていて、これからもっと注目される分野になっていきそうです。
あと、Caチャネルの話はイントロが不十分だと思いました。