2005年 6月13日
谷ヶ崎君:今日もっとも印象に残ったのは、(表紙絵はクラゲの目でしたが)「左右軸」特集といわんばかりのNatureの記事群でした。
「vesicular release」の著者の一人であるY. Okadaさんは、たぶん本年度のべん毛交流会にいらっしゃっていた岡田先生と同一人物だとおもいますが、交流会でのお話を思い出しました。

稲葉君:Ustilago maydisとかいう菌の分裂が印象に残った。核膜から娘細胞へ無理矢理に染色体を引っ張り出し、しかるのち有糸分裂する。なぜこのような分裂法を選んだのだろう。
核膜崩壊システムの喪失→別の方法による分裂の開拓がおこったのだろうか?

吉本君:膜蛋白質のトポロジーについては、吉本君は「努力賞」といっていたと思うけれど、ゾッとするほどのことをやる根性というのは、大事なこと(そして得なこと)だと感じた。
私ならあまりやりたくない。

本間さん:遺伝子発現を抑制するExsEを、Type III分泌機構を用いて排出し、発現を調整するという…。
なぜ蛋白質を捨てるという、贅沢な方法に頼るのだろうか。



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