高橋君
PNAS vol,106 #9
・p3116 タンパク質の結び目であるknottができる過程をシミュレーションしたら、途中でslip knottという構造を作っていた。これまでに実験結果で示唆されていたことと一致するらしい。
シミュレーションで47/1000という確率で、エネルギー的に形成されにくそうなものなのに、knottをもつタンパクはそんなにたくさんあるのでしょうか?
・p3101 HIV-1のタンパク質、Tatのアセチル化がRNA-protein complexとの結合の強さを変え、転写調節を制御しているという話。
・p3154 近接させた2枚の脂質膜の間の流路に、myelin basic proteinを様々な濃度で加えた。ある濃度までは膜の接着が早くなっていくが、さらに濃くしていくと膜間の反発力を生じるらしい。