2007年 7月10日
本間さん (Nature 2007 Vol.448 No.7149, Vol.447 No.7147)
カルシウム放出チャネルと共役するカウンターイオンチャネルとして、TRIC(ミツグミン←タンパクのネーミングは重要だ…)を見つけたというお話。電気生理やノックアウトマウスの作製など盛りだくさんの論文でした。
バイオ燃料の話はこれからどんどん発展しそうなトピックです。ただ今回の経路はさすが化学屋さんの考えること、燃料であるDMFの人体への影響が気になりました。無害かつ低コストで合成できるバイオ燃料ができる日は来るのでしょうか?
小池さん (PNAS 2007 Vol.104, No.25)
大腸菌が上皮細胞へ接着(?)するのにpiliを使っているというお話。ヨーグルトなどのCMによる刷り込みか、腸内細菌は何となくふわふわ泳いでいるイメージがありましたが、べったりくっついているんですね。piliを改変して、腸内細菌のバランスを整えるようなサプリメントができるのかな、などと思いました。
BACK