2010年 1月18日

鈴木君 (Science No. 5957, 5960)
M. pneumoniaeの全タンパク質の相互関連性を調べたという話。これだけ網羅的に行うとさすがにscienceに載りますね。 こういう仕事はこれからもたくさんでてくると思いますが、データをうまく利用できるようになりたいものです。

小川君 (PNAS Vol. 106 No. 35, 40)
マイクロ流路でバクテリアを泳がせたという話。流路がバクテリアの太さより細くなるとスピードが遅くなり、分裂によって進んでいくらしい。分裂がどんな感じで起こっているのか気になりました。うちでやるにはマイクロ流路を誰かに作ってもらわないといけないですね。マイクロ流路・・・私も欲しいです。

小池君 (EMBO Vol. 28 No. 15, 24)
膜のネガティブカーブを認識するというDivlVAというタンパク質の話。ネガティブカーブを認識するといいながら、リポソームの外側に結合するというデータは矛盾している気がします。どういうことなんでしょう?ということで本文を読んでみたところ、DivlVAのマルチマー形成とその膜による安定性によって説明しているようです。結合と蓄積は違うってことですね。
また、日本人の論文だからといって内容があまりにも関係ないものは紹介しなくてもいいのではないでしょうか。

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