2008年 10月7日
Nature vol. 453 no. 7196 & vol. 454 no. 7208
陽子さん
E-cadherinを介した細胞接着の部分には重合脱重合していない安定なアクチンフィラメントの集団があり、αカテニンはダイナミックに重合脱重合している方のアクチンフィラメントとカドヘリンをつないでいた。どんな因子が働いて安定なアクチンフィラメントの集団ができているのか?まだまだ細胞骨格は面白い話がたくさんあります。

Science vol. 320 no. 5880, vol. 320 no. 5881 & vol. 321 no. 5896
金吾さん
XsitとTsixがduplexを作り、Dicerが切断してsRNAができ、X-chromosome inactivationが起きた。もう一つES細胞でiPS細胞作るのに必要な遺伝子3つがXCIを引き起こしていた。XCIはまだ不明なメカニズムが多すぎると思います。

PNAS vol. 105 no. 10
小川くん
LacYのペリプラズム側ゲートの大きさの推測。S−S架橋してラクトースの取り込みをみていた。少なくともフレキシブルなクロスリンカーで12Å以上の長さだと取り込みが起きた。17あるいは22ÅのフレキシブルクロスリンカーだとWT以上。 トランスポーターは基質を取り込むときと放出するときの両方の構造が機能を知る上で必要ですが、膜タンパク質の構造解析はやはり難しいのですね。




BACK