2010年11月29日

金吾さん Nature vol.466, no.7303 and vol.468, no.7320
P263: Vinculinにかかる力の測定。VinculinをFRETが出来るように改造しての実験は発想が面白いと思った。
P272: KcsAの話は結晶の話。F103の大きさが重要とかそんな話。
P67: 細菌が外来DNAからどのように自分を守っているかという話。CRISPRという機構を使って防御しているようですが、その由来などはまだ不明らしい。これからに期待。
P72: Real-time AFMでMyosinの動きを見ましたという論文。こんなにきれいに見えるんだなあと驚いた。

野々山さん Cell vol.142, issue 5, and vol.143, issue 2
P714: 西ナイル熱ウイルスがどのように蚊の細胞に取り込まれるのかを調べている。
P737: Mg2+トランスポーターの発現が2つの機構で制御されているという話。なんでプロリンなのかがよく分からなかった。
P263: Patroninが微小管の−端を保護して制御している話。KLP10Aというのも関与していてこっちは脱重合に関与している。−端も+端の様に制御されているということが分かったことが大きいらしい。
P288: X. laevisとX. tropicalisで卵の核のサイズが違う。これがImportinとNtf2によって制御されているのを発見したのがこの論文らしい。こうしたメカニズムはどの種にも保存されているのだろうかどうだろうか。

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