2008年 10月14日
小嶋(Cell):おなじみの二成分応答系の話がありました。シグナル伝達における特異性を、キナーゼとレギュレーターの配列からコンピューター上でお互いの対応を解析することで、どの部位が特異性を決めているかを決定できるということでした。でも、これでCell?というのが私の印象でした。

伊藤(EMBO J):サルモネラ菌においてマグネシウムイオンのトランポーター(MgtB)をコードしているMgtオペロンのにコードされているMgtCは病原因子として働く。この因子の分解にオペロン上流にあるペプチドが関与していることが分かったということです。いろいろな制御機構があるのだと思います。膜タンパク質の分解にいろいろなペプチドが効いている可能性があるかなと思いました。

北島(PNAS):線虫が二酸化炭素を避けるという話です。2つの論文が同時に出ていて、一方は、先日、遺伝学会の国際シンポジウムに森先生に招待されて名古屋にこられたPaulさんのところの仕事でした。どうやって二酸化炭素は感知されるのでしょうか?レセプターはあるのでしょうか?もっと前にやっていてくれれば、当人に直接質問できたのにね。

鈴木(Nature):古細菌が海中の深いところでは多いらしいという話がありました。しかし、測定法によって結果が異なるらしいので、まだまだ、調べる必要がと思います。しかし、そんなデータでもNatureに載るのでしょうか?ハエのクリプトソームが磁気感知に関与しているらしいという、すごく面白そうな話がありました。本当かと疑ってしまいますが、どうやって感知してるのか非常に興味有るテーマです。






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