2012年5月28日

誠司さん(Nature)
♯7382
・LeuTの2つのstate(outward-open,inward-open)の結晶構造を解いた論文。様々な変異をいれて2つのstateを作製したというのがなるほどと思いました。結晶化の常套手段なのかな?PomA/Bも結晶化したい。
♯7383
・オーキシン(正確にはその応答裏プレッサー)の局在をYFPでみて、きれいなマップ を作った話。こんなに局在がきれいに見れるんですね。
♯7386
輸送小胞であるCOPII vesicleの通常の大きさでは運べない、コラーゲンのような大きなものがどのように運ばれているか。ユビキチン化が大きく関わっているそうです。

西垣君(PNAS)
Vol.109 April 17 No.16
・大きな膜小胞の分裂モデルをたてたはなし。小胞内の溶質の違いで分裂の起こりやすさがかわるそうです。化学進化と関連してくるのかな、と思いました。

May 15 No.20
・プラスミドDNAの分配システムの考察。先週僕が発表したParシステムとは違い、GTPaseタイプのものでチューブリンのホモログを使っていました。TubZ,R,Sが複合体を形成してゲノム分配に使われているそうです。細胞分裂の詳細がどんどん分かるようになってきました。
・マラリアのより効き目のあるワクチンを作るはなし。結晶構造と配列だけでそこまで分かるのかな?僕が聞き逃していただけな気がします。

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