2013年2月18日

M2最後&今年度最後の速報でした。
論文のチョイス、発表の様子、ともに各人の色が強くでた速報になったと思います。

竹川君 nature No.7426, 7432, 7435
1) NMRを使った、RNAの低存在比構造の検出
これは非常に自分のやろうとしている事に近い?ので、非常に参考になりました。

2)ケモカインレセプターの構造
リン脂質中での構造決定。PomAでも同じ事ができたらいいなぁ。

3) DNAを記憶媒体に使おうという話
最近、記憶媒体系の記事をよく目にする気がします。お札にも人工DNAとかある事だし、どんどん発展していったら面白いかなと思いました。

小林さん Science No.6114, 6110
1) RNPsの構造の話
クライオ電顕で構造を解くような論文、。インフルエンザウィルスだからScienceなのかなぁと漠然と感じてしまいました。。。

2) RavZの話
細菌の自己防御の話。こいつらもいろいろ考えてるんだな?。一周回って、シンプルな方が防御しやすいかもしれません。

3) HCMV内の新規ORFの話
未だに新規遺伝子とか見つかるから、こういうのって非常に多いと思う。我々も見直したら何か発見があるかも??

岸君 PNAS Vol.110 No.2, 3, 4
1) VEGFの話
血管が誘導されるとの事だったが、明らかに断片のような感じがした。それでもいいのか。

2) ChvEの構造
鉄板の結晶構造の話。図は非常にスマートだと思った。

3) シュードモナスの共生の話
共生によって病原性があがるのは、ペプチドグリカンを認識しているから? 我々も何かと共生させてみては?

以上

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