小嶋さん:Science #6268, 6272
  相変わらず電子顕微鏡と結晶の構造解析で論文になっています。哺乳類ラパマイシン標的タンパク質(mTOR)複合体の構造解析とタンパク質分泌マシナリーSec61複合体の構造解析が紹介されました。Sec61複合体では、in vitroでmRNAから合成途中の構造を単離することにより解析に成功したようです。電子顕微鏡はFEI独占です。

近藤君:PNAS vol.113 #17, 19
Microbiolgyの分類でHaward BergさんとThomas Bernhardtさんの論文が載っていましたが、Bergさんの論文は物理の解析が入っているので取り上げられませんでした。Bernhardtさんの論文は、ペニシリン結合タンパク質(PBP1b)の活性が外膜リポタンパクの結合によって制御されるというお話。ペニシリン結合タンパク質に対する新しい薬剤の可能性を広げるという説明だけど、ほんとかな?

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