錦野君
Nature Vol.544 No.7651

Canul-tec et al. 興奮性アミノ酸トランスポーターの結晶構造解析の研究。SLC1ファミリーに属するトランスポーターで、細菌ホモログのGltphが研究が進んでいる。それのヒトの蛋白EAAT1の構造を解いた。ちなみにcorresponding authorのNicolas Reyesは、僕がCornellにいた時の近くの研究室でGltphの仕事をしていた人です。独立してフランスにラボを持ったような記憶があります。業績が半端なくてNatureばかりです。

近藤君
PNAS Vol.114 No.14, No.23

Cao et al. 細菌の自己認識の研究。Myxococcusが細胞同士でくっつくときに、TraAという外膜表面のAdhesinで自己非自己を認識している。さらに、一残基の置換で認識パターンを変えることができた。細菌の自己認識の研究はたまに論文が出てきていて、結構面白い話が多い。むかし、スウォームの外端が混ざるか混ざらないかで自己認識の解析をした研究を速報で発表したことがあった気がする。
Taboada et al. 光るカエルの話。南米で蛍光カエルが見つかった。自然界には不思議な生き物がいっぱいいるのだと思った。

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