Keren Yizhak et al.
RNAシーケンスによって体細胞での変異を検出したという内容。皮膚や食道、肺など外の環境と接する部分は変異が多かったそうです。がんなどの治療に役立てばいいなと思いました。
三野さん PNAS Vol.116 No.31, 33, 35
Wooseong Kim et al.
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対して殺菌作用がある新しい抗生物質ビチオノールの話。膜のコレステロールの量から細菌膜と哺乳類の細胞膜を選択的に判別できるそうです。
Caitlin E. Cornell et al.
脂質膜の自己集合が細胞の起源とされていたが、高い塩濃度の溶液中では脂質膜は不安定である。しかしアミノ酸が脂質膜に結合することで膜が安定するという内容。生命の起源に迫る話で興味深かった。