Science はおさん #6585, 6586, 6587
3誌から4報の紹介でした。

Ryota Ibusuki et al.,
ダイニンの微小管BDをDNABDに換えて、DNA nanotube上を走行させる研究でした。DNA origamiの発想を組み込んだ、たいへん画期的な研究であると思います。
付かず離れずの配列を一体どのようにして創り出したのでしょう…?また、他の組み合わせ(ミオシン+微小管BDなど)での研究も可能かなと考えられます。今後の発展が楽しみです。

PNAS 本間さん Vol.119 #9, 10, 11
3誌から14報の紹介でした。先生のお知り合いが執筆された論文が多かったです。

Vadim M. Gumerov et al.,
アミノ酸センサーの保存に関する研究でした。各生物種が持つタンパク質のアミノ酸結合部位を挙げて、その配列の比較をしていました。また、特にGABA(γ-アミノ酪酸)との結合について述べていました。GABAといえば、グリコのチョコレートのイメージが強いのですが、神経生物学的にも医学的にも重要な因子であるかと思います。この研究での発見を踏まえた、神経系の創薬の発展が楽しみです。

BACK