Nature 小嶋さん #7966, 7971, 7976
3冊から6報の紹介でした。

joseph L et al.,
RoseTTAFold diffusion(RFdiffusion)により、分子レベルの単純な指定から多様な機能を持つタンパク質の設計を可能にすることが報告された。今後広く使われることになりそうだと感じた。自分が作成したタンパク質もRFdiffusionを用いて調べたいと思った。

Alexander von der Malsburg et al.,
メカノケミカルGTPアーゼであるOPA1が、ミトコンドリア膜リモデリングに関与しており、OPA1の欠損はヒトの遺伝性疾患などと関与していることが分かった。医療分野に応用できる有望な発見だと思った。

Science 小岩さん Vol.381 #6637, 6659, 6660
3冊から3報の紹介でした。

Cooper RM et al.,
特定の癌遺伝子の癌関連変異を含むDNAを取り込んだ時だけ、特定の薬剤に耐性を持つようにAcinetobacter baylyiを工学的に設計したことが報告された。将来的に臨床応用してほしいと思った。

PNAS 和泉さん Vol.120 #33, 34
2冊から3報の紹介でした。

Lydia Rebehn et al.,
若い線維芽細胞と増殖老化した初代線維芽細胞の生物物理学的特性を比較した結果、老化した線維芽細胞では、牽引力の著しい低下に加え、細胞骨格の張力とミオシンII調節軽鎖のリン酸化が低下していることが分かった。老化に対する新たな化粧品などの開発に繋がると思った。

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