小岩さん
NatureからIssue7986,7987,7988の3報からの紹介
バクテリオファージがバクテリアに感染するときに、バクテリオファージの出しているRNAを介して(CRISPRと結合させて)、免疫として働いているCRISPRを抑制するという話だった。RNAだけ出して抑制するというのが、無駄がなく一番効率的な手段なんだろうなぁと感じた。

和泉さん
PNASからIssue6668,6672の2報からの紹介
素数セミに関連した生態学の話だった。セミが増えることにより、鳥がセミを食べるようになり、今まで食べていた芋虫の消費量がその分減っていくという話だった。このような間接的な影響を定量的に示すのは初らしい。

小嶋先生
PNASからVol.120 No.12,30,36の3報からの紹介
SMA Copolymer を脂質二重膜に巻いて、ナノディスクをつくって、その中に膜貫通たんぱく質を入れて、Cryo-EMで構造を見たという論文だった。簡単ではないと思うが、この方法で今後沢山の膜蛋白質の構造が読まれていけば、膜タンパクの構造のアルファフォールドの予測の精度も上がっていくだろうなと思った。

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