Nature 曽根さん
3誌から3報の報告でした。
ポリン非依存性の経路を介して取り込まれる抗生物質の開発に関する論文。
今後の開発の役に立つデータが得られていると思いました。しかし、各分子がどのような取り込み経路によって取り込まれているのか、膜に影響は無いのか、膜タンパク質に影響は無いのか、といった辺りが気になりました。 今後の研究に期待します。

血漿中のタンパク質を定量して、各臓器の老化を評価する論文。
低侵襲で解析出来るのがとても良いと思いました。ただ議論にもあった通り、人種や食生活による個体差が大きいと思います。今後さらに多くの個体を解析して、それらの差についても言及してほしいです。

Science 金吾さん
3誌から5報の報告でした。
動原体の微小管結合部位の構造決定と、力学的安定性の測定の論文。 複合体再構成も、光ピンセットも、最近よく見る手法だなと感じました。

胚発生の制御因子の結合様式を、RNA-seqで解析した論文。
方法はよく分かりませんが、発現量なけでなく結合様式が変化するのが面白かったです。

PNAS 片山さん
1誌から2報の報告でした。
ともに北アメリカ大陸の動物の形態や行動の温度依存に関する論文でした。 2本目の論文で、平均気温ではなく最高気温と相関があるのが面白かったです。最低気温との相関は無いのかが気になりました。

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