Science 片山さん Vol.384, #6702,6703
2冊から3報の紹介でした。
Testard et al.,
危機的な状況に置かれた猿が個体群間で有効的になったという論文でした。樹木がなくなったことで餌も減少しそうですが、食べ物も譲り合ったりしていたのでしょうか。
Winnikoff et al.,
深海に生息しているクラゲの細胞膜は高圧環境に適したリン脂質を多く含んでいるという論文でした。膜の組成で圧力に適応しており、その効果が大腸菌でも確かめられたというのは興味深かったです。
PNAS 水谷さん Vol.121 #29
1冊から3報の紹介でした。
Alonso-Matilla et al.,
細胞分裂の際にアクトミオシンが収縮環を作るだけでなく、細胞膜を分裂溝に向けて引っ張っており、それによって脂質や膜タンパク質が分裂溝に蓄積しているというのは興味深く感じました。