Nature No.8061 片山さん
1冊から3報の紹介。
H. Olof Rorsman et al. 眠くなる仕組みについての論文。脳内のあるカリウムイオンチャネルが酸化され開くことが眠気につながることは著者が以前に発見しており、この論文ではチャネルの構造変化(酸化)を引き起こす脂質を見つけたというもの。この脂質をスタート地点にして、眠気・眠りがコントロールできるようになるかもしれない。

Science No.6737,6738,6740, 平子さん
3冊から4報の紹介。
F.waltz et al.クライオ電顕で撮影した画像を重ね合わせて、ミトコンドリアの生体内での構造をそのまま観察したという論文。レスピラソーム(電子伝達系複合体)の構成要素の組み合わせが、単離して観察した時と、今回の観察時とで異なり、直接観察することの重要性を感じ興味深かった。

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