Nature presented by Waizumi on Volume641 Issue 8065 and 8062
急性ストレスは脳の部位外側手綱核LHbにおけるオートファジーを促進するが、慢性的なストレスは、LHbにおけるオートファジーを逆に抑制する。LHbにおけるオートファジーの活性化はうつ病の発生を緩和させる。という内容についての発表であった。タイトルによると、ストレスが神経におけるオートファジーを調整し、うつ病のonsetを変えるという内容らしい。オートファジーとうつ病はどのようにつながっているのかが気になった。うつ病の定義と定量化方法の説明や、うつ病のonsetが変わったというデータも紹介してほしかった。
Science presented by Bessho on Volume 388 Issue 6751 and 6752
[6]MCPPをtobacco cutworm (Spodoptera litura)に食べさせ、糞を収集したところ、[6]MCPP-oxyleneが収集されたという内容であった。収集率は10%であった。この反応は特異的で、他の部位が酸化もしくは水酸化された[6]MCPPは観測されなかった。この反応を起こしているCYP geneの特定も行っていた。糞から抽出という発想は、何故やったのかわからず、驚きであった。RNAseqから酵素の特定を行っているところも素晴らしいと思った。
BACK