2. Structure and organization...
細胞膜から発芽するVLPに膜タンパク質を組み込み、よりnativeな構造を得る取り組み。タグ認識で輸送されるため比較的高密度。色々便利そう。
3. Microtubule dynamics...
クライオ電子線トモグラフィとシミュレーションで微小管の新しい重合・脱重合モデルを提唱(これまでのモデルは誤り)。シミュレーションではGTPとGDPでの挙動の違いを再現できた。
4. Evolution of gene order...
細菌や古細菌では遺伝子の順番がよく入れ替わる。この入れ替わりが転座によるものなのか挿入・削除によるものなのかを調べた論文。転座の影響は10%程度に留まり、挿入と削除が繰り返されることによる影響が大きいことが分かった。これだけ変化する生き物を種として分類するのは大変そう。
横澤くん nature Issue 8068, 8069
1. A diatributed coding...
熱/機械刺激に対する神経発火を調べた論文。熱刺激と機械刺激が神経細胞レベルで区別される。どのように刺激が区別されてるのか気になる。炎症を起こすと熱刺激に応答する神経が自発的、慢性的に発火し、痛みが続くことが分かった。
2. Molecular basis of...
ウーパールーパーの腕の再生に関する研究。PoateriorとAnteriorで異なる遺伝子による制御(Anterior側については不明)。細胞が部位・位置情報を記憶して再生を制御してる。発生時の情報を維持。
3. Deep origin of eukaryotes...
アスガルド古細菌の分類に関する考察。神話由来の名前かっこいい。
水谷くん Science 6749, 6750
1. Actin organizes chromosome...
マウス初期胚核内での有糸分裂におけるAFの役割を評価した研究。Arp2/3複合体阻害剤の処理で紡錘体の形状が変化したことから、紡錘体周辺のFAが紡錘体の大きさを制御すると考えられる。
2. The emergence and...
ナマケモノの大きさの推移を調べた論文。地上性ナマケモノはゆっくり大型化、樹上性は上に行くほど小さく(因果が逆?)。寒冷化に伴って地上化・大型化が進んだが、人類の拡散によって絶滅(食べてた…?)。大人しい熊みたいな感じ?ちょっと美味しそう。
杉澤くん PNAS June 17 (No. 24)
1. Continuois self-repair protect...
ビメンチンフィラメントの切断等に関する研究。濃度によって挙動が変わる。シミュレーションによる解析も行ってる。
2. Bruch's membrane...
加齢黄斑変性に関する研究。QCMによって患部組織の結合速度を測定。重要なタンパク質(リポプロテイン)を保持する上で必要な要素を特定(?)。創薬研究への応用に期待。
3. Antlers on does...
鹿の角に関する研究。鹿かわいい。どのような仕組みで毎年生えてくるのか。角の発生に必要な組織があり、その趣味のシグナル伝達などを調査した論文。マウスでも組織移植すれば角生やせる。人間に組織ごと移植して角生やしたい。生える?