和泉さん Science Vol.390, Issue 6774
1. Clinically ready magnetic microrobots for targeted therapies
血栓を溶解する分子ロボットを作り、実際にブタの体内で動作させた研究。分子ロボットが急に実用的になってきた?DDSの新時代。これまでのDDSで使われていたものと違い体内を能動的に移動させることができ、かなり未来を感じた。

2. Branched actin networks mediate macrophage-dependent host-microbiota homeostasis
省略

3. The emergence and diversification of dog morphology
犬と狼の遺伝的な差異について。初期完新世(1万年前頃)頃に家畜としての形質(遺伝的多様性)を獲得したことを示すデータ。やはり狼を飼う事は難しいのか。

横澤くん Nature No. 8086, 8088
1. Multiple overlapping binding sites determine transcription factor occupancy
オーバーラップした結合サイトによって引き起こされる影響をin vitroで確かめた研究。 オーバーラップが増えるごとに親和性が上がっていく様子が分かりやすくて面白い。

2. Hotspots of human mutation point to clonal expansions in spermatogonia
新生児は精原細胞由来のde novo変異を持つことが知られている。親子の遺伝情報を解析した結果、変異が原因と考えられるアルペール症候群の発症率(?)に変異はあまり関係なさそうだった。de novo変異ではアルペール症候群の診断は難しいのではないかという論文。遺伝子検査が最終的には全ゲノム解析とかになりそう。

3. In situ light-field imaging of octopus locomotion reveals simplified control
深海のタコを撮影し続けるロボットを作成した研究。制限のない自由なタコを観察し続けることで、将来的にタコ型ロボットの開発に繋がる…?足が8本もあるが、動かし方にはパターンがあることが分かったとのこと。骨があるわけではないが、曲がる場所もある程度決まっているとのこと。タコによって個体差があるとかわいい。

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