杉澤さん Science #6779, 6780
Yi et al; 胃がんのモデルマウスを用いて、胃がん幹細胞マーカーとしてAQP5を見いだした研究です。水チャネルタンパク質がなぜマーカーになるのか、不思議な気がします。胃がんは治療が難しいらしく、早期に幹細胞を見出せれば治療法も改善しそうです。
Venkataraman et al; 過敏性腸症候群は女性に多く見出されるそうですが、その原因のひとつに女性ホルモンのエストロゲンが関係しているという論文です。エストロゲンの作用は、セロトニンのEC細胞からの放出につながるようです。私もよく腹痛を引き起こしますが、エストロゲンとは別の機構なのでしょう。
滝口さん:Nature #8095, 8096, 8097, 8098
たくさん紹介してくださった中でPikoulas et alの真菌がもたらす新興の感染症の話が興味深かったです。ホスト側の防御機構にアルブミンが関与しているのが面白いです。アルブミンは遊離脂肪酸を結合して血中を流れますが、この脂肪酸を放出することで抗真菌活性が発揮されるようです。
*小嶋自身の発表の感想は差し控えます。
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