杉澤さん Science 6798, 6799
2つの論文の紹介でした。1つ目は心筋細胞の成長に伴う横方向か縦方向への伸長が、微小管の安定性に依存する(Scarborough et al)という研究でした。みなさんおっしゃっていましたが、心筋細胞はアクトミオシンで埋まっているイメージなので、微小管?と腑に落ちない感じがしました。介在板がどうやら鍵になるようで、tubulinのmRNAの局在を含めたデータから議論していました。2つ目は細菌を閉じ込めることのできるマクロゲルを開発し、緑膿菌のクオラムセンシングのシグナルを受容するとcell lysisを起こす因子を分泌する大腸菌を閉じ込めて、人工関節近くに埋めることにより緑膿菌感染症を食い止める(Harimoto et al)、というお話でした。実際マウスに埋め込んで、緑膿菌を減らすことに成功していたのは驚きです。室温に置いておけば、半年も大腸菌が生きたまま閉じ込められるのだそうです。スタブアガーに菌を接種すれば、数ヶ月は室温で保存可能なので、そこにヒントを得たのかもしれないです。面白かったです。