INFORMATION
お知らせ
中部支部からの便り
垣谷先生からメッセージをいただきましたぜひご一読下さい。
メッセージ
中部支部の皆様今年1月に起きた能登半島地方の地震と津波は甚大な被害をもたらしました。
多くの人々がお亡くなりになり、まだ行方不明者も多く、さらに多くの人たちが過酷な避難所暮らしを強いられていることが連日報道されています。
心いたむ状況です。そんな中で、今回の設立から20周年となる令和5年度中部支部会討論会・総会を開催される皆様は複雑なお気持ちであろうかと思います。
私自身はよくぞ20年間も支部会を継続・発展させてこられたことを重く受け止めています。これまで支部活動を支えて来られた皆様に感謝しますとともに、頼もしくおもいます。
中でも、初めて中部圏の北側に位置する金沢大学で今回の支部会が開催されますことをまことに喜ばしく思っています。各年会の中間の時期に、修士論文や博士論文などにまとめ上げたすべての若い研究者たちにも発表の機会を与え、彼らが研究への興味と勇気をさらに深く意識することでしょう。
それが地域の研究活動の幅と視野を広げ、広く中部地区の研究の発展に結びつくに違いありません。さらに支部間の連絡を密にしていけば、日本の生物物理学会全体の研究・教育の協力体制を強化するのではないでしょうか。
今回の中部支部会が、困難な状況の中で、成功裡に進みますよう願っております。
垣谷俊昭