日本細菌学会 中部支部

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MEESSAGE

支部長よりのご挨拶

細菌学会中部支部会へようこそ

 

 はじめまして、新潟大学の松本壮吉と申します。2019年より、名古屋大学 荒川宜親先生の後を引き継ぎ、支部長をつとめさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。


 「蚊の居ない島に、蚊を移入し、虫対策の経済を廻す」という話があります。社会には、そのような事例も実は多いようで、本来必要はないものの、何かを組織して、仕事や会議を作るような無駄や害も見受けられます。このような不要の要も、ある局面では必要かもしれません。しかし生命科学・医学の一翼である「細菌学」が目指すべきは、研究を極め社会に還元すること、および関連する人材の育成に尽きるでしょう。


 細菌学会支部会の意義はなんでしょうか。支部会には、全国規模の集まりにはないサイズメリットがあります。近くの研究室では、どのような人物が、何をどのようにやっているのかを、ネットでの感覚とは違い、具体に認識し肌で感じることができます。これは初学者に特にインパクトがあるでしょう。適度な人数の集まりであるために交流しやすく、未完成の研究でも披露できることから、初学者には格好の修練の場となります。誰もが潤沢に出張費を用立てできる訳ではないでしょうから、“近く“は、参加費用の面でも効果的です。私事、学会発表や他県の先生と話す機会を初めて得たのは、当時所属していた九州支部会でした。その時の交友はいまも続いています。中部支部の前には関西支部に属しましたが、そこである先生が、「ここが僕のホームグランド」と言っておられました。確かに私自身も参加させていただくと、その気軽さや親密さからか、実家に帰省するような感もあります。皆様にも、ぜひ支部会を楽しみ学識や交友を拡げていただきたいと想います。


 「神は細部に宿る」、中部支部会が細菌学の発展と社会還元を図る礎となれば幸甚に存じます。

 

日本細菌中部支部会長
新潟大学医学部医学科細菌学 教授 松本 壮吉

 

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