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岡崎統合バイオサイエンスセンター サマースクール開催のお知らせ
岡崎統合バイオサイエンスセンターでは、8月17-18日にサマースクールを開催いたします。細胞内ネットワークにおける天然変性蛋白質の役割にスポットを当てた講義と研究室訪問で、最先端の研究領域が分かりやすく学べます。多くの若手研究者の皆様の参加をお待ちしています。
- 日 程平成22年8月17日（火）〜18日（水）
- 場 所岡崎統合バイオサイエンスセンター
対 象大学院生及びポスドクなどの若手研究者 - 申 込完全予約制。7月23日17：00までに、下記Webサイトから申し込んでください。
- サイトhttp://www.oib.orion.ac.jp/summer/index.html
- 参加費 無料（旅費・滞在費は支給されます）
生命システムの全体像を解き明かすためには、高次生命現象を生命機能分子の構造的側面にまで掘り下げて理解することが不可欠です。特に、発生・再生などの高次生命現象の基盤となる細胞内ネットワークにおいて、蛋白質を主とする生命機能分子の構造変化が重要な役割をはたしているが、その中核となっているのは、天然変性蛋白質とよばれる単独では決まった構造を取らない一群の蛋白質であることが、近年明らかとされつつあります。このような変性蛋白質の遭遇複合体形成に連結した立体構造形成の分子科学を高次生命現象に関する細胞生物学や分子遺伝学と統合することによって、新たな学問のパラダイムが創成されると期待されています。本サマースクールでは、主にこのような問題を取り上げ、大学院生とポスドクなどの若手研究者を対象とした一連の講義を行うとともに、岡崎統合バイオサイエンスセンターの研究室紹介を実施します。また、未来機械の三宅徹氏に研究者のキャリアパスについてもお話していただきます。
- 日 程
- ■8月17日（火）：４名の講師による講義、研究室訪問、懇親会
■8月18日（水）：６名の講師による講義
- ■8月17日（火）：４名の講師による講義、研究室訪問、懇親会
- 講 師
| 計算生物学 | 笹井 理生（名古屋大学大学院工学研究科・教授） |
|---|---|
| 生物情報学 | 太田 元規（名古屋大学大学院情報科学研究科・教授） |
| 天然変性蛋白質 | 西村 善文（横浜市立大学大学院生命ナノシステム・教授） |
| 天然変性蛋白質 | 佐藤 衛 （横浜市立大学大学院生命ナノシステム・教授） |
| 細胞内ネットワーク | 柴田 武彦（理化学研究所・基幹研究所・上席研究員） |
| キャリアパス関係 | 三宅 徹（（株）未来機械・代表取締役社長） |
| 蛋白質熱力学 | 桑島 邦博（岡崎統合バイオサイエンスセンター・教授） |
| 糖蛋白質超分子 | 加藤 晃一（岡崎統合バイオサイエンスセンター・教授） |
| 分子発生学 | 高田 慎治（岡崎統合バイオサイエンスセンター・教授） |
| 大脳電気生理学 | 吉村由美子（岡崎統合バイオサイエンスセンター・教授） |
- 主 催岡崎統合バイオサイエンスセンター
新学術領域研究「天然変性タンパク質の分子認識機構と機能発現」
（領域代表：佐藤衛（横浜市大））との共催