日本生物物理学会 中部支部会

The Biophysical Society of Japan - Chubu -

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物理学会シンポジウム
「揺らぎが決める生体分子の構造形成と機能発現」のご案内

日本物理学会 2010年秋季大会では下記の通り、生体分子の揺らぎと構造・機能に関するシンポジウムを開催いたします。
皆様のご参加を歓迎いたします。

 


主題:「揺らぎが決める生体分子の構造形成と機能発現」

  常温下で機能を発現する蛋白質や核酸などの生体分子は強い熱的揺らぎの中にさらされている.このような揺らぎの中でどのようにして生体分子が構 造を形成し,機能を発現することが出来るのかに焦点をあてたシンポジウムを開催する.
 熱的揺らぎが生体分子の機能発現に本質的な役割を果たしていることは広く認識されて来ており,生物物理の立場から生体分子の揺らぎに関する系統 的な議論を行うシンポジウムを物理学会にて行うことは重要である.本シンポジウムでは実験と理論の両面の研究者の発表を通して,揺らぎが生体分子の構造・機能に果たす役割を多面的に議論する.

 

  • 日 程2010年9月23日(木)13:30〜16:45
  • 場 所大阪府立大学中百舌鳥キャンパス 会場 TA
1 寺嶋 正秀
 (京都大学)※概要説明を含む
「タンパク質反応における時間分解揺らぎ検出の試み」
2 桑島 邦博
 (岡崎統合バイオサイエンスセンター)
「蛋白質フォールディング経路の速度論的理解」
3 依田 隆夫
 (長浜バイオ大学)
「分子シミュレーションで見る小蛋白質の折れ畳み」
4 片岡 幹雄
 (奈良先端科学技術大学院大学)
「蛋白質機能の発現に構造は必須か?」
5 上岡 龍一
 (崇城大学)
「膜の揺らぎが関与する制がんメカニズム」
6 池口 満徳
 (横浜市立大学)
「分子シミュレーションで探るDNA結合タンパク質の揺らぎと機能」
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