本年度の最後の3月26〜28日に、大阪で日本細菌学会が、大阪大学の本田先生を大会会長として行われました。川岸先生が、引っ越しの忙しい時期に、シンポジムのオーガナイザーとして活躍でした。今回の細菌学会の受賞者は、去年の川岸さんの小林賞に引き続いて、分4出身で現在名古屋市立大学医学部の講師である立野さんが本年度の黒屋賞を受賞されました。理学研究科の分4が、細菌学会で活躍しているという証拠なのでしょう。
名古屋大学医学部の菊池先生の退官記念パーティーが3月19日に行われました。お世話になった人にごちそうするという菊池先生の慈悲深い提案で、記念品代を1000円払っただけで美味しいアジア料理が食べることが出来ました。医学部の医真菌時代のメンバーとも会えて、楽しい会でした。「私が教授で来たときのままのスタッフで、退官です。すごいでしょ!」と言っておられましたが、医真菌学の発展という意味では寂しい言葉かもしれません。
川岸先生が、4月から法政大学の教授で転出されるということで、分子第四研究グループとして、送別会を行いました。それにかこつけて、川岸さんが長年にわたって貢献した分4ですから、同窓生にも声をかけました。本間先生が、大学院時代からの付きあいということで、25年間の変化をスライドで示しました。これから、教授として、真の独立を勝ち取って、発展していくことを祈っています。
生物物理中部支部会が、岡崎統合バイオサイエンスセンターの永山先生が世話人で開催されました。これまでとは異なり、ワークショップ 「イメージングサイエンスの新展開」で多くの招待講演が行われました。中部支部長の本間先生が心配そうに見ていましたが、支部総会も無事に行われ、名古屋大学の伊藤繁先生が次期の中部支部長に選出されて、無事に終わりました。
福田先生が代表の特定領域「バイオ操作」の班会議が大阪大学で、3月9・10日に開かれました。東北大学の石島先生の計画班に入れてもらっているので、本間先生と川岸先生が出席しました。べん毛研究会と連続で、疲れてしまいました。福田先生のおおざっぱなところが大好きです。大学前のサラダ食べ放題が印象的でした。
Mayがシアトルに、エール大のMacnab研究室を閉鎖するのを機会に、日本でのべん毛交流会の後で、日本にポスドクが集まりました。出身者全員が、研究者として生き残っていることに、驚きを感じます。亡くなったMacnab先生の育て方が良いことと、その偉大さに気がつかされます。相沢さんのおかげで、あやうく、遭難しかけましたが、なんとか無事に戻れました。
3月5・6・7日の3日間、広島県立大学の相沢先生が世話人で、第13回となるべん毛研究交流会が行われました。相沢先生の人望だと思いますが、これまでの最大規模の人間が集まりました。日本のべん毛研究は実際に世界のトップレベルで、活発に行われている裏付けとも言えるかもしれません。海外からMay Macnab (Yale), Liz Sockett (Nottigham), 平野さん (Utah), Colin Hughes (Cambridge)の方々が参加してれた他にも、外国人の参加があり、国際学会のようになりました。来年は、阪大の難波先生が世話人です。どんな会になるか楽しみです。
3月1・2日に生命理学の町田先生が代表の21世紀COEの終了シンポジウムが行われました。「ゲノムから何が見えるか」というテーマで日本を代表するゲノム研究者の方に講演をしていただき、最後にCOE研究グループの成果の発表が行われました。事業担当者や代表本人などは、ほとんどメリットはありませんでしたが、新しいグループを作ったり、学生のサポートをしたり、生命理学研究基盤の整備することが可能となったことは、生命理学全体のメリットとなったと思います。
2月26・27日とタンパク質3000の最終報告会が、有楽町にある東京フォーラムで開催されました。企業の方の多くの参加もあり、非常な盛況な会となりました。本間研が属したタンパク質の個別的解析プログラムの脳神経系の代表者中川先生にはお世話になりました。バクテリアの感覚応答と運動機能のタンパク質解析では、どうして脳神経という批判もありましたが、膜タンパク質の構造解析を実行する上で、大きなサポートになりました。批判もあったプロジェクトかと思いますが、ポジティブな発展につなげられるといいなと思います。
2月に卒論修論発表会が行われました.修論は太田さん,卒論は青木君,篠原君,山田君が発表しました.卒論生は初めてのことだったのでかなり先生,先輩方にお世話になったことでしょう.しっかりと感謝して欲しいものです...
1月31日に篠原さん送別会が行われました.篠原さんは3年半以上頑張ってくれました!!今後のご活躍を期待します.
12月25日に忘年会をしました.クリスマスだというのに結構人数が集まりました.お店は歴史に残るほどのすばらしさ!!(^^;)で,きっと語り継がれるでしょう・・・
12月14〜15日と、東京工業大学で生体エネルギー研究会が行われました。
12月5〜8日と、名古屋国際会議場で分子生物フォーラムが行われました。
12月1〜4日と、Judyさんが名古屋にきてくれました。
11月13〜16日と、沖縄で生物物理学会が行われました。今回は国際学会と言うことで、発表は全て英語となりみんなとってもとってもがんばりました!!もちろんその後の観光も頑張りましたが・・・
11月2日 RE-COE発表会がありました。一年間の研究の成果を発表しましたが、ちゃんとお金をもらっているだけいい結果がでたのでしょうか?
10月25〜26日と、JSTソフトナノ会議が行われました。
10月8〜14日と、わざわざMikeさんが名古屋に遊びに?来てくださいました。
9月28〜29日と、生理研研究会が行われました。
8月25日に石島先生のところにお嫁に取られてしまった福岡君のお別れバーベキューをしました。
8月21〜22日と、東北大学に行かれた石島先生の元を訪れました。着任されてからまだ半年も経ちませんが、立派にしっかりとすでにお仕事も順調そうでした。
8月7〜9日と、東京工業大学の有坂先生が世話人で、「生体超分子の構造形成と機能制御と原子機構」の特定領域第二回ワークショップが、湘南国際村センターでおこなわれました。夏の湘南ですから、遊びに行くように思われるかもしれませんが、びっしりとスケジュールが詰まっていて、リゾート気分はまったくありませんでした。薬師さんが奥さんと一歳の子供さんとで来ていました。もっとみんなが、子供を連れてくれば、一緒に遊ばせて楽しいのにと思ってしまいました。
8月6日、名古屋大学七不思議と言われた、石島先生の独身生活についに終止符が打たれました。川岸先生の不思議は、まだ、残っていますが・・・。花嫁登場で会場がどよめきました。若くてきれいなお嫁さんに、石島さんが選んだのは分かるが、なんで、彼女が石島さんを選んだかが、分からないと不思議がさらに増してしまいました。会場は、とにかく、石島さんのうれしそうな顔と、マダム石島のおいしい料理、そして、庭園美術館の雰囲気が調和して、幸せが満ちた結婚パーティーでした。
8月4日・5日と特定領域のA02班の公開シンポジウムと班会議が、本田先生と石浜先生が世話人で、東小金井の法政大学キャンパスで行われました。脳みそがとけそうな暑さの中、工学と生物学の共同研究に向けて、活発な議論が行われました。川岸先生が来年4月からこのキャンパスに移ることになります。法政大学の生物研究の進展が期待されます。
7月21日午後と22日に、夏休み前の中間報告会を行いました。時間に余裕がないので、恒例の休憩でお中元を食べる時間がありませんでした。かろうじて、ジュースとおかきを食べさせて頂きました。この場を借りて、いつもお中元を送ってくださる分四の出身の方に感謝したいと思いま。本当にどうなるかと心配していた4年生の発表も、先輩や先生の助力のかいがあったのか、なんとか発表をしていました。全体的には、皆さんよく準備してありました。いいネタの話もありましたので、どんどん論文にしましょう。D1の中で、まだ第一著者の論文がなかった寺島君に、ちょうど発表の最中にアクセプトのメールが入るというアクシデントがありました。打ち上げのビールは格別だったと思います。
7月18日〜19日に、東京大学の寺島先生に、学部集中講義をやっていただきました。専門は生態学と分子第四講座のやっていることとは、無関係なのですが、本間先生の大学院時代の悪友というつながりで来て頂きました。もちろん、普段は聞けないような生態学の内容を、学部生に勉強してもらいたいということで、お願いしました。歓迎会に行ったのですが、カメラを忘れてしまい、携帯のカメラで3枚だけの写真をとってもらいました。本間先生の学生時代の悪行を聞きたいと学生は言っていましたが、どんなことを聞き出したかは、不明です。
7月6日〜7日に、光科学技術研究振興財団の主催で、分子ダイナミック分光ワークショップが行われました。本間先生が「細菌べん毛の超分子ナノモーターの構造を見る」という題で講演しました。異文化交流の促進ということで、学生のポスター発表もあるということから、福岡君と和田君に参加してもらいました。テラヘルツ波やコヒーレントなどという、普段聞き慣れない言葉に、カルチャーショックを受けつつも、異文化交流を楽しみました。呼んで頂いたことに感謝です。
6月15日から野地先生の代表の特定領域のヒアリングに、東京に行ってきました。ヒアリング前日は、ゴードン会議からとんぼ返りした野地代表と12時近くまで、準備を行いました。ヒアリング前の写真で、その緊張感を感じてください。その後、18日からは国際生化学・分子生物学会議が京都の国際会議場で行わました。生化学会と分子生物学会の年会も兼ねていて、多くの若い研究者が参加していました。本間先生は、福岡さんのポスターを持って説明に立ったのですが、全くこれまでに会ったことのない方が質問にこられて、説明に汗だくでした。英語のポスターを作ったのに、全く英語を使わなかったですが、国際学会を身近に感じられ、若い方の国際会議参加へのハードルが下がったのではないかと感じました。大隅先生が日本で唯一のプレナリー講演を行われましたが、オートファジーでノーベル賞をと思わずにいられませんでした。
6月5日(月)に、ユンホンさんのf送別会を行いました。理由はさだかではありませんが、お好み焼きパーティーです。お腹いっぱい食べてしまいました。ユンホンさんは、JSTの研究補助員として3年間、研究をお手伝いしてくれました。私たちが出来ない、構造のシミュレーションをやってくれました。説明をしてもらい勉強になりました。また、子供さんが生まれたのですが、苦労したとは思いますが、お母さんと仕事を両立するスーパーお母さんと、みんなにあがめられていました。このたび、ご主人が、博士号を取得され、カナダにポスドクのポジションを得たことで、一家でカナダに移り住むことから、お別れということになりました。これからも、子育てと研究とをやっていってほしいと思います。
5月15日と22日の週は、分四担当の実習でした。昨年10月に赴任した小嶋助手が、初めての教員としての実習担当で、はりきっていました。小さいばい菌君が、感覚能力があったり、運動能力があったりする、驚異的な姿に感激をしてほしかったです。しかし、目が痛いとか臭いと嫌われたようでした。
5月20日(土)に、生化学会中部支部会が、鶴舞の名古屋大学医学部キャンパスで行われました。古川綱一先生が中部支部長として、会をアレンジされました。シポジウムでは老化の話で、我々にとっては、なじみが薄いのですが、まとまって聞くことができたので、老化の分子レベル研究の状況がよく理解できました。分6の松本先生と共同研究をされている京都大学の西田先生の話も面白かったです。そして、鈴木君と檜作君のポスターを無理に西田先生に聞いていもらいました。会の終了後、せっかく医学部に来たのでと、鈴木君と檜作君を細菌学の部屋に案内しましたが、あいにく、どなたもおられませんでした。生理学の曽我部先生も訪ねたのですが、残念ながらお留守でした。しかし、町山さんに親切に案内してもらい、有意義な時間を過ごすことができました。檜作君はコロキウムの準備があると、すぐに帰りましたが、鈴木君は、神前津に歩いて向かいました。来年は、化学の遠藤先生が支部長として、会を開催する予定です。
5月10日(水)はソフトボール大会の予定でしたが、前日からの雨で、ボーリング大会になってしまいました。分4は今年は、多少練習したので、是非、試合をやりたかったのですが、天に願いは通じませんでした。誰か、悪いことをやっているやつがいるのでしょうか?星ヶ丘のボーリング場には近いせいか、多くの人の参加がありました。しかし、名古屋大学生命理学科の名前が館内に大きく何度も響くのは少し、恥ずかしかったです。分4は、賞とは縁はなかったですか、みんな楽しんでいたようです。その後、6時から年度初めの新歓コンパが行われました。2次会では、遅くまで、雄叫びが聞こえていました。
5月8・9日とエール大学のMayさんが、来てくれました。岐阜にいるお嬢さんのお孫さんに会いにきたのと、大阪大学の南野さんの結婚式にでるためにやってきました。名古屋大学では、学生さん達の仕事を説明(もちろん英語で)してもらい、研究内容に関する議論や英語での発表の勉強をさせて頂きました。歓迎会は、宝谷先生も参加していただき盛り上がりました。カメラを忘れたせいで、その時の写真がないことはお許し下さい。
4月6日、恒例の新歓花見会が行われました。天候にも恵まれて、満開のサクラを堪能することが出来ました。百武君がいなくなったので、お酒の消費量が、がくっと減り、ビールや酒が余っていました。そのかわりに、ソフトドリンクが足りなくなり、隣で花見をしていた、生物の小田研に頼んでお酒とお茶を交換してもらいました。新人の4年生の青木・篠原・山田君、山口大学から来た修士の小池君、早く、第四講座になじんで、良い結果を出して下さい。期待しています。