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セミナー・集会一覧
平成28年度 生物物理学会中部支部 講演会
- 場 所名古屋大学東山キャンパスES総合館1階ESホール (〒464-8602 名古屋市千種区不老町)
- 日 時2017年3月6日(月)
平成28年度生物物理中部支部講演会 会場写真
金沢・福井からの20名を含め、本年も70名を超える参加がありました
28件のポスター発表があり、とても活発な議論が行われていました
中部支部会 最優秀発表賞 受賞者
写真左から
■ 杉山 翔吾 (金沢大学大学院院自然科学研究科)
■ 渡辺 大輝 (株式会社生体分子計測研究所)
一人おいて
■ 炭竈 享司 (福井大学学術研究院医学系部門)
プログラム
プログラムのダウンロードはこちらから→プログラム(pdf)
3月6日(月)
T00 9:15−9:20 | 支部長挨拶 神取秀樹(名工大) |
■ 9:20−10:35 講演1 座長:加藤 祐樹 (名古屋大学) | |
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T01 9:20-9:35 |
分子シミュレーションによる球状タンパク質のモルテングロビュール状態の構造探索 |
○清水 政宏1、岡本 祐幸1 (1名大理学) | |
T02 9:35−9:50 |
偏光全反射赤外分光法による光合成水分解系のプロトン化構造の解析 |
○中村 伸、野口 巧 (名大・院理) | |
T03 9:50−10:05 |
定温定圧レプリカ置換分子動力学法の開発とChignolinへの応用 |
◯山内 仁喬1,2 、奥村 久士1,2 (1総研大構造、2分子研) | |
T04 10:05−10:20 |
DTDモチーフを持つチャネルロドプシンのメカニズム解析 |
○山内 夢叶1、今野 雅恵1,2 、伊藤 奨太11、角田 聡1,2,3、井上 圭一1,2,3,4、神取 秀樹1,2 (1名工大・院・工、2名工大・オプトバイオ、3JST・さきがけ、4名工大・フロンティア) | |
T05 10:20−10:35 |
バクテリオファージT4のシース収縮過程のリアルタイム観察 |
○渡辺 大輝1、金丸 周司2、内橋 貴之3 (1RIBM、2東工大・生命理工、3金沢大・バイオAFMセンター) | |
10:35-10:50 | 休 憩 |
■ 10:50−12:05 講演2 座長:寺田 智樹 (名古屋大学) | |
T06 10:50−11:05 |
アクチン線維のネマティック液晶化による巨大リポソームの自発的な形態変化 |
○田中 駿介、滝口 金吾、林 真人 (名大理学) | |
T07 11:05−11:20 |
F型アクチンの結晶構造 |
◯武田 修一1、成田 哲博1、小田 俊朗2、田中 康太郎11、渡邉 信久3、前田 雄一郎1 (1名大・院理、2東海学院大、3名大・院工) | |
T08 11:20−11:35 |
高速AFMによるKaiタンパク質間相互作用の解明 |
○杉山 翔吾1、盛 徹也2、Mark Byrne3、内橋 貴之1、Carl H. Johnson2、安藤 敏夫1 (1金沢大学自然科学研究科、2Dept. Biol. Sci., Vandarbilt Univ.、3Dept. Chem. Phys. and Eng., Spring Hill College) | |
T09 11:35−11:50 |
フォトカソードパルス電子顕微鏡を用いた非凍結溶液中蛋白質観察に向けて |
○岩崎 匠平、成田 哲博 (名大・院理) | |
T10 11:50−12:05 |
高速AFMで明らかにする中心軸の無いV1 -ATPaseの協同的回転運動 |
○今村 元紀1、中本 和哉2、丸山 慎太郎2、河合 文啓3、飯野 亮太3、内橋 貴之1、 村田 武士2、安藤 敏夫1 (1金沢大・バイオ AFM、2 千葉大・院理、3 岡崎統合バイオ/分子研) | |
12:05−13:45 | 中部支部総会・昼食 |
■ 13:45−14:50 講演3 座長:矢木 真穂 (分子科学研究所) | |
T11 13:45−14:00 |
Increasing complexity within the bacterial actin-like ParM filament family |
◯Koh FA1, Narita A2, Popp D1, Robinson RC1(1Institute of Molecular and Cell Biology, A*STAR, Singapore, 2Nagoya University Graduate School of Science, Structural Biology Research Center and Division of Biological Sciences, Japan) | |
T12 14:00−14:15 |
高圧がアミロイド線維構造に与える影響 |
◯西川 直宏1,2、森 義治2、岡本 祐幸1,3,4,5,6、奥村 久士2,7 (1名大院理、2分子研、3名大院理構セ、4名大院工計セ、5名大情セ、6JST-CREST、7総研大) | |
T13 14:15−14:30 |
バキュロウイルス-昆虫細胞を用いた組換え?-アクチンの発現精製系の構築及び変異体の作製 |
○松崎 瑞季1、加島 紗瑛1、前田 佳代1、太田 元規2、成田 哲博1 (1名大理学、2名大情報科学) | |
T14 14:30−14:45 |
Secトランスロコンを介した膜透過の高速AFM観察 |
〇春山 隆充1、菅野 泰功1、田中 良樹1、紺野 宏記2、塚崎 智也1 (1奈良先端大・バイオ、2金沢大・バイオAFM先端研究センター)木村明洋(名大) | |
T15 14:45−15:00 |
イオンチャネルにおけるノックオン機構は本当に重要か? |
○炭竈 享司、老木 成稔 (福井大・学術研究院・医学系部門) | 15:00-15:15 | 休 憩 |
■ 15:15−16:15 講演4 座長:古寺 哲幸 (金沢大学) | |
T16 15:15−15:30 |
高速AFMを用いたプロテアソームα7サブユニット14量体のα6による解体機構の解明 |
○小財 稔矢1、佐藤 匡史2、矢木 和宏2、内橋 貴之1、加藤 晃一2,3,4 (1金大・理工、2名市大・院薬、3岡崎統合バイオ、4総研大) | |
T17 15:30−15:45 |
Multiple structural architectures of archaeal homolog of proteasome assembly chaperone, PbaA |
○Arunima Sikdar1,2,3,4, Chihong Song5, Toshiya Kozai6, Kentaro Ishii3,4, Susumu Uchiyama3,7, Takayuki Uchihashi6, Kazuyoshi Murata5, Tadashi Satoh4,8, Maho Yagi-Utsumi1,2,3,4 and Koichi Kato1,2,3,4 (1SOKENDAI, 2Inst. Mol. Sci., 3Okazaki Inst. Integr. Biosci., 4Nagoya City Univ., 5Nat. Inst. Physiol. Sci., 6Kanazawa Univ., 7Osaka Univ., 8JST, PRESTO) | |
T18 15:45−16:00 |
走査型透過電子顕微鏡による細いフィラメントの単粒子解析 |
○秋月 将吾1、松本 友治1、成田 哲博1(1名大・院理) | |
T19 16:00−16:15 |
ダイナミン1−アンフィファイジン複合体の高速AFMによる動態観察 |
○石黒 大輝1、竹田 哲也3、小財 稔矢1、熊谷 祐介1、背山 佳穂3、楊 恵然3、山田 浩司3、内橋 貴之1,2、安藤 敏夫1,2、竹居 孝二3 (1金沢大学・理工、2バイオAFM FRC、3岡山大学・医歯薬) | |
■ 16:15−17:30 ポスター発表 | |
P01 | 高速AFMによる天然変性タンパク質CAMPの動態観察 |
○成田 知恕1、池田 真教2、古寺 哲幸1、安藤 敏夫1、田中 耕三2、内橋 貴之1 (1金沢大理工、2東北大加齢研) | |
P02 | 膜タンパク質を配向制御してマイカ基板上の固定化平面膜に再構成する簡便な手法 |
○角野 歩1,2、内橋 貴之3、老木 成稔2 (1JST/PRESTO、2福井大医、3金沢大理工) | |
P03 | ペルオキシレドキシンの高次複合体形成とシャペロン活性の構造機能相関 |
○紺野 宏記1、春山 隆充1、内橋 貴之1,2、古寺 哲幸1、安藤 敏夫1 (1金沢大・理工・バイオAFM、2金沢大・理工・数物科学類) | |
P04 | 高速原子間力顕微鏡を用いたカルシウム・カルモジュリン依存性プロテインキナーゼIIのダイナミクス観察 |
◯柴田 幹大1,2、村越 秀治3、内橋 貴之2,4(1金沢大・新学術創成、2金沢大・バイオAFM、3生理研、4金沢大・理工) | |
P05 | KR2のポンプ機能とレチナール周辺の水素結合環境の関わり |
◯富田 紗穂子1、伊藤 奨太1、吉住 玲1、井上 圭一1,2、神取 秀樹1 (1名工大・工、2JST・さきがけ) | |
P06 | アクチン束化機構解明を目指した光制御法利用の試み |
○藤田 智雄1、藤原 郁子2、角田 聡3、神取 秀樹4 (1名工大・工、2名工大リサーチアドミニストレーションオフィス、材料科学フロンティア研究員、3JST・さきがけ、4名工大・院工) | |
P07 | 新規プロトンポンプロドプシンの輸送メカニズム解明に向けた分光研究 |
◯片岡 千尋1、井上 圭一1,2、神取 秀樹 1(1名工大、2JST・さきがけ) | |
P08 | 高速原子間力顕微鏡を用いたHGF / Met受容体の2量体形成機構の解明 |
○古橋 弘貴1、柴田 幹大2,3、酒井 克也4、松本 邦夫4、内橋 貴之1.3(1金沢大・理工 2金沢大・新学術創成、3金沢大・バイオAFM、4金沢大・がん研) | |
P09 | カメレオンモデルを用いたNtrCの構造転移機構についての研究 |
◯阿部 真也1、水野 敦2、笹井 理生1、寺田 智樹1(1名大・院工・計算理工、2名大・工・応物) | |
P10 | 内向きプロトンポンプPoXeRにおけるレチナール異性化とプロトン移動の赤外分光解析 |
〇伊藤 奨太1、加藤 善隆1、杉田 真也1、野村 祐梨香1、角田 聡1、井上 圭一1,2、神取 秀樹1 (1名工大院工、2JST さきがけ) | |
P11 | KaiC一分子モデルによるATP加水分解活性とリン酸化振動振動数の相関メカニズムの研究 |
○橋本 翔多、Das Sumita、笹井 理生、寺田 智樹 (名大・院工) | |
P12 | 氷の残余エントロピー計算に向けて |
○林 卓弥1、六車 千鶴2、岡本 祐幸1 (1名大・院理、2中京大) | |
P13 | 蛍光分光法による時計タンパク質KaiCの動的構造変化の解析 |
〇向山 厚1,2、阿部 淳1、古池 美彦1,2、山下 栄樹3、近藤 孝男4、秋山 修志1,2 (1分子研 協奏分子システム、2総研大、3阪大・蛋白研、4名大・院理) | |
P14 | シアノバクテリア時計タンパク質KaiCの一分子観察 |
〇阿部 淳1、向山 厚1,2、古池 美彦1,2、山下 栄樹3、近藤 考男4、秋山 修志1,2 (1分子研 協奏分子システム研究センター、2総研大、3阪大・蛋白研、4名大・院理) | |
P15 | シアノバクテリア時計タンパク質KaiCにおける主鎖異性化反応の意義 |
○古池 美彦1,2、阿部 淳1、向山 厚1,2、山下 栄樹3、近藤 考男4、秋山 修志1,2 (1分子研・協奏分子システム、2総研大、3阪大・蛋白研、4名大・院理) | |
P16 | PHR/CRYファミリーにおけるFAD酸化還元状態の制御メカニズムの解析 |
○酒井 結衣1、山田 大智2、伊藤 奨太1、岩田 達也3、神取 秀樹1 (1名工大・工、2お茶大・生命情報、3東邦大・薬) | |
P17 | 腸内連鎖球菌由来V1-ATPaseのアルギニンフィンガー変異体が示す特異な回転挙動 |
◯飯田 龍也1,2,3、皆川 慶嘉4、上野 博史4、村田 武士5、飯野 亮太1,2,3 (1総研大・物科、2分子研、3岡崎統合バイオ、4東大・院工、5千葉大・院理) | |
P18 | 水溶液中のタンパク質間静電相互作用の粗視化モデル |
○川口 一朋、中川 聖、長尾 秀実 (金沢大・理工) | |
P19 | クライオ電子顕微鏡法によるアクチン・コフィリン線維の構造解析 |
○田中 康太郎1、光岡 薫2、前田 雄一郎1、成田哲博1 (1名大・構造生物学研究センター、1阪大・超高圧電子顕微鏡センター) | |
P20 | 複数の抗原を特異的に認識する抗体G2の抗原結合のよる構造及び揺らぎの変化 |
○鎌足 雄司1、臼井 大樹2、Nuruddin Mahmud3、猪島 康雄3、石黒 直隆3、 織田 昌幸2 (1岐阜大学・生命科学総合研究支援センター、2京都府立大学大学院・生命環境科学研究科、3岐阜大学・応用生物科学部) | |
P21 | 分子動力学シミュレーションを用いたエピジェネティックな酵素に対する阻害剤の酵素選択性に関する解析 |
○塚本 修一朗1,3、榮 慶丈1、伊藤 幸裕2,3、鈴木 孝禎2,3、岡本 祐幸1,3,4,5,6,7 (1名大・院理、2京都府医大・院医、3JST-CREST、4名大・院理・構造生物研、 5名大・院工・計算科学研、6名大・情報基盤セ) | |
P22 | 金ナノプローブを用いたキチン加水分解酵素の高精度ステップ運動解析 |
○中村 彰彦1,2、飯野 亮太1,2,3 (1岡崎統合バイオ、2総研大、3分子研) | |
P23 | 海洋性ビブリオ菌べん毛回転子タンパク質FliGのEHPQRモチーフの回転方向制御への役割 |
〇錦野 達郎1、土方 敦司2、尾上 靖宏1、小嶋 誠司1、白井 剛2、本間 道夫1 (1名大・院理・生命理学、2長浜バイオ大・バイオサイエンス) | |
P24 | 膜電位による脂質二重層膜の構造安定性の理論的研究 |
○伊藤 誠一朗1、川口 一朋1、長尾 秀実1 (1金大院・自然) | |
P25 | 粗視化モデルによる脂質膜の自己組織化過程と形状変化に関する理論的研究 |
○木下 翔吾1、中川 聖1、和田 慎1、伊藤 誠一朗1、川口 一朋1、長尾 秀実1 (1金沢大院・自然) | |
P26 | Go-likeモデルを用いたタンパク質複合体における分子間相互作用と構造安定性に関する理論的研究 |
○中川 聖、川口 一朋、長尾 秀実 (金沢大・自然) | |
P27 | 海洋性ビブリオ菌べん毛固定子タンパク質PomAのペリプラズムループ領域のシステイン変異導入による解析 |
◯岩月 啓人1、小嶋 誠司2、本間 道夫2 (1名大・理・生命理学、2名大・院理・生命理学) | |
P28 | 光合成酸素発生中心マンガンクラスター近傍のメタノールの結合サイト |
○長嶋 宏樹1、三野 広幸1 (1名大・院理) | |
17:45 - 19:45 | 懇親会および最優秀発表賞授賞式 |
平成28年度中部支部講演会の旅費支援について
生物物理学会中部支部 講演会 参加者の皆様
中部支部は広いため、地域によっては宿泊を伴う出張になることが想定されます。
つきましては、希望される発表者の方に中部支部から1万円の旅費支援を行います。
希望される方は、宿泊を伴う出張になることを所属機関に確認頂いたうえ、参加登録とは別に (biophysics2017@yahoo.co.jp) までメールにてお申し込みください。
学生やポスドクの方優先で5〜6名の支援を考えております。
平成28年度中部支部講演会 世話人 廣明 秀一
中部支部総会、講演会へのおさそい
日本生物物理学会中部支部会員のみなさま
日本生物物理学会中部支部では以下のように 平成28年度中部支部講演会および総会を行います。
皆さまの発表と参加のご希望の申し込みをお待ちしております。
日時:2017年3月6日(月) 9:15〜17:45
会場:名古屋大学 東山キャンパスES総合館1階ESホール
(名古屋市営地下鉄名城線 名古屋大学駅 徒歩5分)
参加申込の締切は2月6日(月)2月10日(金)までに、
講演要旨申込の締切は2月20日(月)までにぜひお申込みください。 (参加申込締切と講演申込締切が違いますのでご注意ください)
発表要項
※口頭発表:一人15分
(発表12分、質疑応答3分、希望者数によって多少増減する可能性があります)
※ポスターはA0サイズ(縦:118.9 cm、横:84.1 cm)での作成をお願い致します。
参加登録時に発表形態を選択してください。
口頭・ポスター両方での発表も可能ですが最優秀発表賞への応募者は口頭発表が必須です。
※最優秀発表賞
最も優秀な口頭発表3件以内を表彰致します。
応募者は口頭発表を選択してください。
※参加申込(締切:2月6日(月)2月10日(金))
http://presat-vector.org/hiroaki-lab/bp2017/index.cgiより参加希望をお申込み下さい。※ URLが変更になっております、ご注意ください!
※講演要旨申込(締切:2月20日(月))
発表希望者は講演要旨をbiophysics2017@yahoo.co.jp宛てにお申込み下さい。
添付のテンプレート(abstract_form2017.doc)を使って講演要旨を記入し、
メールに添付してお申込みください。
平成28年度中部支部講演会 世話人 廣明 秀一