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セミナー・集会一覧
令和2年度 生物物理学会中部支部 講演会
- 日 時2021年3月31日(水) オンライン開催
口頭発表はZoomにより、ポスター発表はREMOにより開催されました。
中部支部会 最優秀発表賞 受賞者
■ 村田 裕斗 (名古屋大学大学院工学研究科応用物理学専攻)
■ 森祐 二郎 (名古屋大学大学院理学研究科物理学教室物質理学専攻)
■ 大友 章裕 (分子科学研究所生命錯体科学研究領域)
プログラム (講演会 オンライン開催)
10:00-10:05 | 冒頭挨拶 (講演会・総会 世話人 鈴木健一) |
■ 10:05-11:05 講演1(ZOOM) 座長 鈴木健一 | |
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10:05-10:20 T01 |
概日リズムを司るKaiタンパク質間の相互作用の制御 |
○柚木康弘1,2、兒玉篤治2、矢木真穂1,2,3、谷中冴子1,2,3、内山 進2,4、矢木宏和1、加藤晃一1,2,3(1名市大院薬、2 自然科学研究機構・ExCELLS、3 自然科学研究機構・分子研、4 阪大院工) | |
10:20-10:35 T02 |
海洋性ビブリオ菌極べん毛形成遺伝子群のマスターレギュレーターFlaKの機能解析 |
○小早川友哉1、小嶋誠司1、本間道夫1 (1名古屋大・院理・生命理学) | |
10:35-10:50 T03 | Na+輸送性V-ATPaseのイオン輸送と共役した回転ステップの1分子観察 |
○大友章裕1,2、飯田龍也1,2、上野博史3、村田武士4、飯野亮太1,2 (1分子研、2総研大、3東大院工、4千葉大院理) | |
10:50-11:05 T04 |
表面増強赤外吸収分光によるセンサリーロドプシンIIートランスデューサータンパク質複合体の光誘起構造変化の解析 |
○唐 静一1、Insyeerah B. M. Jauhari1 、古谷 祐詞1,2 (1名工大、2オプトバイオ) | |
■ 11:05-11:20 休憩 | |
■ 11:20-12:20 講演2(ZOOM) 座長 飯野亮太 | |
11:20-11:35 T05 |
細胞外小胞の標的細胞への結合制御:1粒子解析法による解明 |
○磯貝 樹1、廣澤 幸一朗2、木塚 康彦2,3、横田 康成4、鈴木 健一2,3 (1岐阜大・院・自科技、2岐阜大・iGCORE、3科技振・CREST、4岐阜大・工) | |
11:35-11:50 T06 |
NMR analysis of conformational interconversions of Lys48-linked ubiquitin chains |
○Methanee Hiranyakorn1,2,3、 Saeko Yanaka1,2,3,4、 Tadashi Satoh4、 Maho Yagi-Utsumi1,2,3,4、 and Koichi Kato1,2,3,4(1ExCELLS, NINS, 2IMS, NINS, 3SOKENDAI, 4NCU) | |
11:50-12:05 T07 |
リポソーム再構成系を用いた細菌べん毛モーターのMSリング構築メカニズムの解明 |
○梶野 洸樹1、寺島 浩行2、小嶋 誠司1、本間 道夫1(1名古屋大・院理・生命理学 2長崎大・熱帯医学研究所) | |
12:05-12:20 T08 |
Computational Study on the Signal Transduction Mechanism of Dimeric Sensory Domain of FixL Protein |
○Tingting WANG1、 Hiroshi SUGIMOTO2、Hiroyasu KOTEISHI3、Yoshitsugu SHIRO3、Takahisa YAMATO1 (1Department of Physics, Nagoya University. 2Synchrotron Radiation Life Science Instrumentation Team, RIKEN SPring-8 Center. 3Graduate School of Life Science, University of Hyogo) | |
■ 12:20-13:30 昼食 | |
■ 13:30-14:00 中部支部総会(ZOOM) | |
■ 14:00-15:00 講演3(ZOOM) 座長 古谷祐詞 | |
14:00-14:15 T09 |
TATロドプシンのT82D変異体に対する分光学的研究 |
○杉本 哲平1、片山 耕大1、神取 秀樹1(1名工大・院工) | |
■ 15:15-15:30 休憩 | |
■ 15:30-16:45 講演3 | |
14:15-14:30 T10 |
グリチルリチンとタイト結合裏打ちタンパク質ZO1-PDZ1ドメインとの結合解析 |
○日比野 絵美1、久田 美咲1、合田 名都子1、天野 剛志1,2、廣明 秀一1,2 (1名大・院創薬、2合同会社BeCellBar) | |
14:30-14:45 T11 |
ヘリオバクテリアI型反応中心と光化学系Iの光捕集機能に関する解析と比較 |
○木村 明洋1、鬼頭 宏任2,3、重田 育照4、伊藤 繁1 (1名大院理・物理、2JSTさきがけ、3神戸大院システム情報、4筑波大計算セ) | |
14:45-15:00 T12 |
高速AFMで明らかになったE-カドヘリンダイマーの多様な構造ダイナミクス |
○西口茂孝1,2、内橋貴之1,2 (1生命創成探究センター、2名大院理) | |
■ 15:00-15:15 休憩 | |
■ 15:30-16:30 講演4(ZOOM) 座長 中村彰彦 | |
15:30-15:45 T13 |
βシートタンパク質の合理的デザインにおけるレジスタシフトの指定方法 |
○村田 裕斗1、千見寺 浄慈1(1名大応物) | |
15:45-16:00 T14 |
シアノバクテリア概日時計における進化的多様性の分子メカニズム |
○向山 厚、古池 美彦、秋山 修志 (分子研・協奏分子システム研究センター、総研大) | |
16:00-16:15 T15 |
反応順序の切り替えを利用したリガンドによるフォールディング機構の原子団レベルでの解析 |
○森祐二郎1、水上琢也2、瀬川紗帆3、槇亙介1 (1名大院理,2Fox Chase Cancer Center, 3名大理) | |
16:15-16:30 T16 |
バクテリオロドプシンおよびアーキロドプシンのプロトン輸送サイクルにおける2種類のO中間体の出現 |
○神山 勉1、井原 邦夫2 (1名古屋大学理学研究科、2名古屋大学遺伝子実験施設) | |
■ 16:30-17:35 ポスター発表(REMO) | |
17:35-17:40 | 閉会挨拶(REMO) |
ポスター発表リスト | |
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P01 | 表面増強赤外分光法を用いたThermoplasmatales archaeon 由来のヘリオロドプシンの光誘起構造変化解析 |
○加藤 壮一郎1、Insyeerah Binti Muhammad Jauhari1、唐 静一2、古谷 祐詞2,3(1名工大・工、2名工大・院工、3名工大・オプトバイオ) | |
P02 | 単粒子追跡法と超解像顕微鏡法を用いたエクソソーム粒子の標的細胞への取り込み機構の解明 |
○廣澤 幸一朗1、横田 康成2、鈴木 健一1 (1 岐阜大iGCORE、2 岐阜大工) | |
P03 | 赤外分光法によるオピオイド受容体の選択的リガンド認識機構研究 |
岩田 聖矢1、B洸平2、片山耕大2、寿野良二3、神取秀樹2 (1名工大・工、2名工大・院工、3関西医科大) | |
P04 | CNGチャネルを用いた酵素ロドプシンの機能計測系の確立に向けた取り組み |
○石川 和季1、細島 頌子2、角田 聡2、神取 秀樹2 (1名工大工、2名工大院工) | |
P05 | プロトンポンプロドプシンの駆動力の比較 |
○奥山あかり1、細島頌子2、角田聡2、神取秀樹 2(1名工大・工、2名工大・院工) | |
P06 | 低温赤外分光法によるウイルスロドプシンの構造解析 |
○青山真子1、杉本哲平2、片山耕大2、神取秀樹2(1名工大・工、2名工大・院工) | |
P07 | 動物ロドプシンの光活性化におけるMet86の役割 |
○渡辺 航平1、片山 耕大、2 佐々木 拓磨2、今井 啓雄3、神取秀樹 2(1名工大・工 , 名工大・院工、京大・霊長研) | |
P08 | Short-pitch spiral motion of an engineered kinesin dimer |
Akasit Visootsat1、武田公利2、Monique Honsa3、大友章裕1,4、○飯野亮太1,4(1分子研、2U-Medico、3LMU Munich、4総研大) | |
P09 | 遠赤色光型光化学系Iの光捕集ダイナミクスとChl-fの配置に関する解析 |
○木村明洋、大河内幹仁、黒田誠、伊藤繁 (名大院理) | |
P10 | 高速原子間力顕微鏡を用いたアミロイドβ線維の伸長および抗アミロイドβ抗体による線維伸長阻害の観察 |
○宮島 将吾1、矢木 真穂2、内橋 貴之1,2、加藤 晃一2(1名大理、2EXCELLS) | |
P11 | 高速原子間力顕微鏡によるタンパク質膜輸送装置Secの動態観察 |
○長池 航1、板家 成良2、春山 隆充2、塚崎 智也2、内橋 貴之1,3(1名大 理、2NAIST、3ExCEELS) | |
P12 | リアルタイム超解像動画観察による形質膜内層脂質ドメインの共局在解析 |
○森 俊貴1、廣澤 幸一朗2、田口 友彦3、横田 康成4、鈴木 健一2 (1岐阜大応生、2岐阜大iGCORE、3東北大院生命、4岐阜大工) | |
P13 | βシートタンパク質の合理的デザインにおけるレジスタシフトの指定方法 |
○村田 裕斗1、千見寺 浄慈1 (1名大応物) | |
P14 | 高速AFM用超微小カンチレバーの開発 |
○片山 紀希1、向井 智哉1、梅田 健一2、古寺 哲幸2 (1金沢大・理工・数物、2金沢大・NanoLSI) | |
P15 | Modifying Kai cysteine mutants for investigating the interaction of Kai C, A, and B |
○Dongyan Ouyang1、Atsushi Mukaiyama1,2、Yoshihiko Furuike1,2and Shuji Akiyama1,2 (1分子研. 2総研大) | |
P16 | Disassembly kinetics of the KaiBC complex in the cyanobacterial clock system |
○ D. Simon 1,2、A Mukaiyama 1,2、 Y Furuike 1,2 and S Akiyama1,2(1 Institute for Molecular Science, 2 SOKENDAI) | |
P17 | 動的構造の制御によるレクチンに対する高親和性糖鎖の設計 |
◯渡邉 東紀男1、鈴木 達哉1,2、谷中 冴子1,2、山口 拓実3、矢木 宏和1、加藤 晃一1,2 (1名市大薬、2ExCELLS、3JAIST) | |
P18 | 光で細胞内シグナル伝達物質を制御する酵素型ロドプシンの分子メカニズム解明 |
○杉浦雅大1、吉田一帆1、角田聡1、2、神取秀樹1 (1名古屋工業大学,2JST さきがけ) | |
P19 | Thermoplasmatales archaeon Heliorhodopsinの低温赤外分光解析 |
○橋本 真典1、富田 紗穂子1、片山 耕大1、吉住 玲1、井上 圭一2、神取 秀樹1 (1名工大、2東大・物性研) | |
P20 | 基質アナログ結合によるスタフィロコッカルヌクレアーゼの構造形成機構 |
○古沢駿太1、水上琢也2、井原邦夫3、伊倉貞吉4、槇亙介1 (1名大・院理、2Fox Chase癌センター、3名大・遺伝子、4東京医科歯科大・難治研) | |
P21 | キチン加水分解酵素によるキチン合成反応の観測 |
○中村 彰彦1,2、 安藤 潤1,2、飯野 亮太1,2 (1分子研, 2総研大 ) | |
P22 | 光化学系IIのD1-S169A変異体を用いた光合成水分解機構の赤外分光解析 |
○嶋田 友一郎1、北島(井原) 智美1、長尾 遼1,2、野口 巧1 (1名大 院理、2岡大 異分野研 ) | |
P23 | 時計蛋白質KaiCのリン酸化サイト変異体を用いた新規概日リズムのデザイン |
〇熊谷 里瑛 1、今田 理沙 2、寺内 駿 2、中本 悠貴 2、石浦 正寛 3、槇 亙介 2 (1名大理、2名大院理、3名大) | |
P24 | 分子動力学法による静止膜電位に関する研究 |
○川口 一朋、長尾 秀実 (金沢大学理工研究域) | |
P25 | ヒストンシャペロンAbo1の直接観察 |
○渡辺 大輝1,2、Carol Cho 3、内橋 貴之1,4、加藤晃一1,2,5、Ji-Joon Song 3 (1ExCELLS、2分子研、 3KAIST(韓国科学技術院)、4名大・物理、5名市大) | |
P26 | 好熱性藍藻に由来する時計タンパク質KaiCの活性部位における水和構造 |
○古池美彦1,2、向山厚1,2、山下栄樹3、近藤孝男4、秋山修志1,2 (1自然科学研究機構分子科学研究所、2総合研究大学院大学、3大阪大学蛋白質研究所、4名古屋大学大学院理学研究科) | |
P27 | A multispecific monoclonal antibody G2 recognizes completely different epitope sequences with high affinity |
○Md. Nuruddin Mahmud1、猪島 康雄1、石黒 直隆1、鎌足 雄司2 (1岐大院連獣、 2岐大科基セ) | |
P28 | マニピュレーター機能付き高速AFMスキャナーの開発 |
野 純、執行 航希、開発 秀星、田嶋 将、渡辺 信嗣、安藤 敏夫、○古寺 哲幸 (金沢大) | |
P29 | 高濃度リン酸存在下でのEnterococcus hirae由来V1-ATPaseの1分子回転解析 |
○飯田龍也1,2、皆川慶嘉3、上野博史3、河合文啓4、村田武士5、飯野亮太1,2 (1総研大、2分子研、3東大院工、4山形大理、5千葉大院理) | |
P30 | ペルオキシレドキシン2の高分子量複合体形成メカニズムの解明 |
○紺野宏記1、神代真実2、山田裕太郎3、古寺哲幸1、安藤敏夫1 (1金沢大・ナノ生命科学研究所、2金沢大・理工、3金沢大・院・自然科学研究科) | |
P31 | Quantitative Analysis of Chitin Degradation by Copper-Dependent Lytic Polysaccharide Monooxygenase |
○Siti Mastura Zakaria1,2, Akihiko Nakamura1, Yasuko Okuni1, Mayuko Yamamoto1, Akasit Visootsat1, Jun Ando1, Ryota Iino1 (1 Institute for Molecular Science, 2 Department of Chemistry, Faculty of Science, University of Malaya) | |
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