日本生物物理学会 中部支部会

The Biophysical Society of Japan - Chubu -

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MEETING

セミナー・集会一覧


       

令和3年度 生物物理学会中部支部 講演会

  • 日 時2022年3月17日(木) オンライン開催
  •         今年は口頭発表(全体講演19件、個別講演21件)総勢88名の参加がありました。
             発表はZoomにより開催されました。

    中部支部会 最優秀発表賞 受賞者

    令和3年度最優秀発表賞


    写真左から(敬称略)

     森 俊貴 (岐阜大学・大学院自然科学技術研究科)

     杉浦 雅大 (名古屋工業大学・大学院工学研究科)

     西口 茂孝 (自然科学研究機構・生命創成探究センター)               


    プログラム (講演会 オンライン開催)

    プログラムのダウンロードはこちらから→プログラム(pdf) 


     

     

    3月17日(木) 講演会 オンライン開催                                                                                   
    9:00-9:05 冒頭挨拶 (講演会・総会 世話人 古谷 祐詞)
    ■ 9:05-10:20 全体講演1(ZOOM) 座長 鈴木健一
    9:05-9:20
    G01
    原子レベルでみた時計タンパク質KaiCの概日サイクル
    ○古池 美彦1,2、向山 厚1,2、山下 栄樹3、近藤 孝男4、秋山 修志1,21分子研・協奏分子、2総研大、3阪大・蛋白研、4名大・院理)
    9:20-9:35
    G02
    シアノバクテリアのフィトクロム様光受容体の光色感知機構
    ○広瀬 侑1 (1豊橋技科大・院工)
    9:35-9:50
    G03
    光化学系IIにおけるストロマおよびルーメン側における摂動が第一キノンQAの酸化還元電位に及ぼす影響
    ○加藤 祐樹、野口 巧 (名大・院理)
    9:50-10:05
    G04
    Site-selective heat current analysis of proteins
    ○Takahisa Yamato1、Wataru Sugiura1 、Tingting Wang1 (1名大・院理)
    10:05-10:20
    G05
    抗体によるアミロイドβ線維の伸長阻害の高速AFMイメージング
    宮島 将吾1、矢木 真穂2 、加藤 晃一2、○内橋 貴之1,2(1名大理、2ExCELLS)
    ■ 10:20-10:30 休憩
    ■ 10:30-12:00 全体講演2(ZOOM) 座長 古寺 哲幸
    10:30-10:45
    G06
    高速原子間力顕微鏡によるABCトランスポーターP-gpの動態観察
    ○野中 雄仁1、濱口 紀江2、中川 史2、小笠原 諭2、村田 武士2、内橋 貴之1 (1名大、2千葉大)
    10:45-11:00
    G07
    べん毛V型分泌装置のATPase FliIのHS-AFM観察
    ○多治見 祐希1、矢野 達就2、竹川 宜宏2、今田 勝巳2、内橋 貴之1,31名大理、2阪大理、3ExCELLS)
    11:00-11:15
    G08
    海洋性ビブリオ菌において極のランドマークタンパク質HubPがべん毛本数制御因子FlhGのATPase活性に与える影響
    ○ハオ 雨希、竹川 宜宏2、本間 道夫、小嶋 誠司1(1名大・院理・生命理学、2阪大・院理・高分子科学)
    11:15-11:30
    G09
    Mechanisms behind the disassembly of KaiB-KaiC complex
    ○SIMON Damien Stephane1,2、MUKAIYAMA Atsushi1,2、FURUIKE Yoshihiko1,2、AKIYAMA Shuji1,2(1IMS、2SOKENDAI)
    11:30-11:45
    G10
    超解像顕微鏡観察による細胞膜内層シグナリングプラットフォームの可視化解析
    ○森 俊貴1、廣澤 幸一朗2、笠井 倫志2、田口 友彦3、横田 康成4、鈴木 健一2(1岐阜大・院・自科技、2岐阜大・iGCORE、3東北大・院理、4岐阜大・工)
    11:45-12:00
    G11
    抗体分子に隠された補体第一成分の相互作用部位の探査
    ○沈 佳娜、谷中 冴子、西口 茂孝、内橋 貴之、加藤 晃一(1名市大薬・院薬、2自然科学研究機構・生命創成探究セ、3名大・院理)
    ■ 12:00-12:30 昼食
    ■ 12:30-13:30 中部支部総会(ZOOM)
    ■ 13:30-14:30 全体講演3(ZOOM) 座長 廣澤 幸一朗
    13:30-13:45
    G12
    新規微生物ロドプシンSmChRのプロトン透過性
    ○山下 陽1、細島 頌子1、Suneel Kataria2、角田 聡1(1名工大・院工、2ジャワハルラール・ネルー大学(インド))
    13:45-14:00
    G13
    高速AFMを用いたH2A.Z.1 ヌクレオソームの自発的なスライディング現象の発見
    ○森岡 新1、佐藤 祥子2、堀越 直樹2、鯨井 智也2、胡桃坂 仁志2、柴田 幹大3,4(1金沢大・数物科学、2東京大・定量研、3金沢大・ナノ生命、4金沢大・新学術創成)
    14:00-14:15
    G14
    酵素ロドプシン(Rh-PDE)より発見された新規波長制御残基と応用
    ○杉浦 雅大1、Manish Singh1、角田 聡1、神取 秀樹1(1名工大・院工)
    14:15-14:30
    G15
    タンパク質間相互作用阻害を機序とする抗新型コロナウイルス薬の創出
    ○M嶋 竜生1、高木 春樺1、天野 剛志1、鈴木 陽一2、廣明 秀一1(1名大・院創薬、2大阪医科薬科大・医)
    ■ 14:30-14:40 休憩
    ■ 14:40-15:40 全体講演3(ZOOM) 座長 神取 秀樹
    14:40-14:55
    G16
    電気生理学的測定により解明したプロトンポンプロドプシンの多様な駆動力
    ○奥山 あかり、細島 頌子、角田 聡、神取 秀樹(名工大・院工)
    14:55-15:10
    G17
    高速AFMを用いたユビキチンリガーゼE6APの構造動態のリアルタイム観察
    ○武田 春冴1、室 郁弥2、古寺 哲幸3、安藤 敏夫3、紺野 宏記3 (1金沢大・理工・生命理工、2金沢大・院・生命、3金沢大・ナノ生命科学研究所)
    15:10-15:25
    G18
    Construction of hybrid molecular motor by engineering kinesin-1 with synthetic linker
    ○Keya Jakia Jannat1、Visootsat Akasit1、Takeda Kimitoshi1、Otomo Akihiro1、 Han Sanghun2、Kinbara Kazushi2、Iino Ryota2 (1Inst. Mol. Sci., Nat. Inst. Nat. Sci.、2Life Sci. Tech., Tokyo Inst. Tech.)
    15:25-15:40
    G19
    動的ダイマーを介した細胞間接着分子の多段階結合過程
    ○西口 茂孝1、古田 忠臣2、内橋 貴之1,3,4(1生命創成、2東工大、3名大、4iGCORE)
    ■ 15:40-15:50 休憩
    ■ 15:50-16:40 ショートプレゼンテーション(ZOOM) 座長 古谷 祐詞 
    個別講演の発表者 B01-B21(1人2分以内)
    ■ 16:40-16:50 休憩&ZOOM接続先変更
    ■ 16:50-17:35 個別講演 奇数番号 (ZOOM ブレイクアウトルーム) 45分
    ■ 17:35-18:20 個別講演 偶数番号 (ZOOM ブレイクアウトルーム) 45分
    個別講演 発表リスト
    B01 CAP1-induced extensive dissociation of cofilin from cofilin-saturated actin filaments revealed by high-speed AFM
    〇Phuong Doan N Nguyen1, Hiroshi Abe2, Shoichiro Ono3, Noriyuki Kodera1 (1NanoLSI, Kanazawa Univ., 2Dept. Biol., Chiba Univ., 3Dept. Pathol. & Cell Biol., Emory Univ.)
    B02 超微小カンチレバーの実用化に向けた高速AFM光学システムの改良
    〇片山 紀希1、梅田 健一2、古寺 哲幸2 (1金沢大・院数物、2金沢大・NanoLSI)
    B03 粗視化モデルによるコレステロールによって引き起こされるGM1ガングリオシド集合体の構造安定性に関する理論的研究
    ○柴田 大貴1、川口 一朋1、長尾 秀実1 (1金沢大・院理工)
    B04 2色同時超解像顕微鏡観察によるGPIアンカー型タンパク質の階層構造と膜表裏カップリングの検証
    〇川合 登偉1、笠井 倫志2、廣澤 幸一朗2、森 俊貴3、横田 康成4、鈴木 健一2 (1岐阜大・応生、2岐阜大・iGCORE、3岐阜大・院自科技、4岐阜大・工)
    B05 GPCRの細胞膜内層脂質ドメインへの局在の超解像動画・1分子同時可視化解析
    〇市川 大悟1、笠井 倫志2、廣澤 幸一朗2、横田 康成3、鈴木 健一2 (1岐阜大・応生、2岐阜大・iGCORE、3岐阜大・工)
    B06 マウスを用いた機能解析のためのactivinEタンパク質の調製
    〇森岡 大翔、小林 美穂、藤澤 哲郎、鎌足 雄司 (岐阜大)
    B07 複数の神経変性疾患原因タンパク質の凝集を抑制する化合物の同定
    〇鎌足 雄司1、木村 慎太郎1 (1岐阜大)
    B08 分子進化的アプローチに基づく概日時計の進化的起源の探究
    ○向山 厚、古池 美彦、秋山 修志 (分子研・協奏分子、総研大)
    B09 多様な生物種に由来する時計タンパク質KaiCの発現スクリーニング系
    〇鷲尾 みどり1、向山 厚1,2、古池 美彦1,2、秋山 修志1,2 (1分子研・協奏分子、2総研大)
    B10 バクテリアのべん毛モーターは減速機を持つか?
    〇飯野亮太 (分子研、総研大)
    B11 V-ATPaseのイオン結合部位を改造した新規モータータンパク質作製の取り組み
    〇大友 章裕1,2、大国 泰子1、今 弥生1、飯野 亮太1,2 (1分子研、2総研大)
    B12 紫外光を感じる光受容タンパク質の光反応メカニズム解析
    〇水野 陽介1、片山 耕大2、神取 秀樹2 (1名工大・工、2名工大・院工)
    B13 全反射赤外分光法によるアセチルコリン受容体のアロステリック機構の解析
    〇杉浦 勇也1、片山 耕大2、寿野 良二3、神取 秀樹2 (1名工大・工、2名工大・院工、3関西医大・医)
    B14 霊長類の視覚を担う緑色吸収タンパク質のX線結晶構造解析
    〇大橋 沙也佳1、片山 耕大2、 寿野 良二3、 Nipawan Nuemket4,5、岩田 想4,5、南後 恵理子5,6、小林 拓也3、神取 秀樹2 (1名工大・工、2名工大・院工、3関西医大・医、4京大・医、5理研・放射光セ、6東北大・多元研)
    B15 収斂進化したクラゲオプシンの光異性化機構解析
    〇犬飼 紫乃1、片山 耕大2、小柳 光正3、寺北 明久3、神取 秀樹2 (1名工大・工、2名工大・院工、3大阪市大・理)
    B16 光駆動イオンポンプタンパク質Krokinobacter rhodopsin 2 のプロトンポンプ型変異体の時間分解赤外分光計測
    〇市川 雄貴1、古谷 祐詞2,3 (1名工大・工、2名工大・院工、3オプトバイオ)
    B17 巨大ウイルスが有する糖転移酵素様タンパク質の性状解析
    ○戸室 幸太郎1、矢木 宏和1、関口 太一郎2、谷中 冴子2、内橋 貴之3、武村 政春4、 加藤 晃一1,2 (1名市大・薬、2自然科学研究機構・生命創成探究セ、3名大・院理、4東京理科大・院理)
    B18 タンパク質構造情報を基盤とした高速AFMイメージングデータの再構築手法の開発
    ○金岡 優依1、矢木 宏和2、加藤 晃一2,3、Florence Tama1,4,5、宮下 治4、内橋 貴之1,3 (1名大理、2名市大薬、3ExCELLS、4理研CCS、5名大ITbM)
    B19 プローブ走査型高速AFMへの超広域ステージスキャナーの導入
    ○藤原 耕平1、Feng-Yueh Chan1、内橋 貴之1,2 (1名大理、2ExCELLS)
    B20 高速原子間力顕微鏡によるべん毛モーター固定子PomABの観察
    ○橋 幹士1、錦野 達郎2、本間 道夫1、小嶋 誠司1、内橋 貴之1,3 (1名大理、2阪大蛋白研、3ExCELLS)
    B21 SPFHドメインの構造に着目したヒトStomatinの機能の解明
    〇片岡 滉貴、鈴木 翔大、天野 剛志、合田 名都子、日比野 絵美、大嶋 篤典、廣明 秀一 (名大・院創薬)

         

    中部支部総会、講演会へのおさそい

    日本生物物理学会中部支部会員のみなさま

    日本生物物理学会中部支部では以下のように令和3年度中部支部講演会および 総会を行います。

    講演会・ポスター発表・総会
    日時:2022年3月17日(木)9:30〜17:45(予定)
    オンライン開催 口頭発表(全体講演):Zoom
               口頭発表(個別講演):Zoom ブレイクアウトルーム
    ※総会は昼食前に行う予定です。

    参加・発表について
    参加登録期限:2022年3月4日(金)(参加のみの場合は3月11日まで)
    下記ページのGoogle Formから登録をお願い致します。
    ※日本語を理解できない学生や研究員の方には各研究室で登録をサポートいただくか、直接、古谷まで問い合わせるようにお伝えください。
    令和3年度生物物理中部支部講演会参加申込書登録フォーム

    発表要旨提出期限:2022年3月9日(水)(厳守)
    以下の書式を用いて作成し下記アドレスに送付をお願いします。
    要旨書式:abstract_form2022.doc
    furutani.yuji<at>nitech.ac.jp

    発表を希望される方は参加登録ページで発表形式を選択して下さい。
    最優秀発表賞(3件表彰予定)への応募者は口頭発表(全体講演)が必須です。
    口頭発表(全体講演)の持ち時間は1人15分(発表12分+質疑応答3分)の予定です。
    口頭発表(個別講演)については、それぞれの発表者専用のブレイクアウトルームを設定して、1時間程度の間に自由に発表していただく形式となります。
    また、2分程度のショートトークを全体講演で行い、研究内容を紹介いただきます(スライド1, 2枚ご準備いただき、16日までに古谷まで送付ください。古谷がスライドを共有して発表者が説明する形式となります。)
    学生・ポスドク・若手教員の皆様は最優秀発表賞を目指してください!
    ただし、全体講演の希望者が多い場合は個別講演に回って頂く可能性もあります。
    逆に個別講演が多い場合は全体講演を御願いする場合もあります。
    ご了承ください。
     


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