Colloquim 2002

発表者
タイトル:内容
紹介論文
1月7日
坂野 聡美
Myxococcusのほふく運動→集合→胞子形成:子実体形成におけるシグナル伝達タンパク質の合成制御
12月17日
福岡 創
環境ストレスに対する抵抗性の発現:PmrA-PmrB系は細胞外のFe3+に応答し、細菌の外膜の組成を変化させる。
12月17日
百武 晃宏
SpoIIE=anti-anti-σFfactorに対する脱燐酸化酵素:SpoIIEは膜タンパク質であり、胞子形成時に隔壁上で非対称に動く。
12月10日
依光 朋宏
TOR, the target of repamycin in yeast:酵母の栄養源の感知し制御するTORシグナル系の解析について
12月3日
岡部真裕子
グラム陰性菌における病原物質の輸送とAgrobacteriumのType IV secretion・・・one step or two step? -Agrobacteriumでも輸送はtwo-stepで行われる???
11月26日
塩見 大輔
Quality control of membrane proteins in bacteria:膜タンパク質を分解するFtsHの機能と構造
11月19日
本間 幹啓
LAT family amino acid transporter について:ライトサブユニット(rBAT)とインテグリンとの相互作用による機能制御
11月12日
服部奈緒子
Apoptosis : How does Bax regulate the release of cytochrome c? :Boxがアポトーシスシグナルでオリゴマー化してチャネル形成をするらしい。その機構は?
11月5日
田島 寛隆
Bitter & sweet taste receptor families : 甘み、うまみレセプターと苦みのレセプターの認識機構の違い。
10月29日
小幡 祐美
The structure of the complex between SRII and HtrII : バクテリアの光レセプター・トランデューサーの構造ととの動きが見えてきた。
10月22日
川岸 郁朗
Plant receptors involved in symbiosis with rhizobia : 根粒形成を制御する遺伝子のクローン化ができた。
10月8日
薬師 寿治
Topology of membrane protein and phospholipids : 膜タンパク質の膜挿入におけるリピッドの関与
10月1日
本間 道夫
イオン共役型トランスポーターの構造と機能:やっと決まり始めた立体構造
9月24日
Kalin Swain
COLD SHOCK : 1)冷ショックタンパク質の制御に関わるCspAとCspE、2)冷ショック誘導不飽和脂肪酸転移酵素の欠損によるリピドA不飽和脂肪酸鎖の欠損と低温抗生物質感受性
9月17日
坂野 聡美
アカパンカビの光の受容と体内時計:WC-1は、概日時計を制御するfrgの転写因子であり、光を感知するDNA結合タンパク質レセプターだった。
9月9日
本間 幹啓
神出鬼没?0bg遺伝子:GTP結合配列を持つ必須遺伝子。胞子形成や分裂に関与しているらしい。染色体の分配に必要であることが示された。
7月2日
小幡 裕美
大腸菌における酸素センサー
田島 寛隆
バクテリア走化性タンパク質CheRレセプターへの結合
服部奈緒子
T細胞活性化と脂質ラフトの関連
6月25日
神坂 健司
海洋性深海最近の持つ構造体:ラピトゾーム
神戸 正臣
コーロバクターべん毛産物の発現と安定性
6月11日
百武 晃宏
コレラ菌の"acid tolerance response":(adACLDC)により取り込んだリジンをカダベリンに変化することで、酸耐性になるらしい。
6月4日
小嶋 勝
オス・メス決定に影響する利己的な共生微生物Wolbachia:感染により細胞分裂のタイミングが変化させらることにより細胞質不和合性がおこるらしい。
5月28日
福岡 創
植物は病原体由来の特定のタンパク質を認識して、それらの病原体に関して抵抗性を示す。この防御機構にAvr産物が関与する。このAvrと共に働くと考えられる新たな役者RIN4,RPM1が発見された。
5月21日
岡部真裕子
植物の形態形成:だいぶ明らかになった植物ステロイドホルモン応答。形態形成制御機構も動物と類似
5月14日
塩見 大輔
Mechanism of asymmetric cell division : medial Z-ringがどのようにしてpolar Z-ringに変換されるのか、Zリングのスパイラル構造に依る分裂像
5月7日
依光 朋宏
Human ER oxidoreductiom : S-S結合形成を触媒し、タンパクシツの折り畳みに関与するヒトのERO1タンパク質
4月30日
薬師 寿治
自然免疫を担う抗菌ペプチド合成を誘導する経路(Tollとimd)が存在する。ペプチドグリカンがPGRDに結合して誘導をするらしい。
4月23日
川岸 郁朗
Quorum sensing in Escherichia coli and Salmonella typhimurium : 種間でも作用するオートインデュウサー(AI-2)はE. coliでのべん毛レギュロンを2成分系により制御することが発見された。
4月16日
本間 道夫
コレラ菌の外膜蛋白質のOmpT(40kDa)とOmpU(38kDa)の性質:ポーリンとしての活性を検出し、OmpTのポアサイズはOmpU(1.6nm)よりも小さいと推測された。胆汁の影響は、OmpUでは見られないが、OmpTで大きく見られた。
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