Colloquim 2005

発表者 タイトル:内容 紹介論文
1月10日 小島 誠司 Na+/H+アンチポーターの構造が決まり、Genetics, biochemistry,structural biologyが非常にうまく連関した幸せな話。 Padan E, et al (2005)
Hunte C, et al (2005)
12月13日 楠本 晃子 コンピテント能を与えている役者は明らかなってきているが、まだ多くの疑問がある。 Hahn J. et al (2005)
Kidane D.& Graumann PL. (2005)
AChen I. et al (2005)
11月29日 小原 円 twitching motility:αproteobacteriumである  Rhodobacter capsulatusでfeagellum-independentなmotilityが確認された。 Kristopher J. et al (2005) Alexey J.liver et al (2000) Annu. Rev. Microbiol(2002)
11月15日 久保 瑠美  A.erviとA.pisum、そのprimary symbiontと   secondary symbiontの壮絶な関係:アブラムシはハチに寄生され、複数の細菌と共生し、その細菌にはバクテリオ ファージが存在する。ハチの寄生に対する耐性や生育は細菌に大きく左右される。 Kerry M Oliver.et al (2005) Nancy A.et al (2005)
11月8日 鈴木 大介 VBNCと膜とV.vulnificus : VBNC状態は細菌生理で何が起こっているのだろうか? Day AP. & Oliver JD.(2004) Oliver JD. (2005)
11月1日 和田 智之 多剤排出ポンプRNDシステムの機能と病原性への関与:上皮細胞の侵入に関与する因子を排出しているのか?また、Typelll因子の分泌に影響しているのか? Hirakata Y. et al (2002)
Linares JF.et al (2005)
10月25日 百武晃宏 嫌気条件のコレラ菌の病原遺伝子の発現への影響を中心に:核様体の構成要素H-NSがその発現制御に関与しているらしい。 Krishnan HH. et al (2004)
Nye MB.et al (2000)
10月18日 福岡 創 ミトコンドリアの融合メカニズム: ミトコンドリアの融合機構が少しずつ分子レベルで理解できるようになってきた。 小柴琢巳「生物物理」45, 243-246(2005)
Meeusen, S. et al (2004)
Koshiba,T. et al (2004)
10月11日 川岸 郁朗 Physiological Functions of Outer Membrane Vesicles of Gram-negative Bacteria : 緑膿菌のキノロン類(quorum sensingに関与する物質)やE.coliの細胞質毒素 Wai,S.N., et al(2003)
Mashburn,L.M. & Whiteley,M.(2005)
10月4日 本間 道夫 ナトリウムイオン共役型のV型とF型ATPaseのローター構造が決定された:やっぱり、ローター構成サブユニット数は非対称的である。何か意味があるに違いない。 Meier,T.et al(2005)
GMurata,T. et al (2005)
9月27日 太田 徳子 窒素固定菌であるAzospirillum brasilenseのEnergy taxis transducer(Tlp1)の決定まで Suzanne E. Greer-phillips et al(2004)
Gladys Alexandre et al (2004)
9月20日 入枝 泰樹 Fe(lll)還元細菌の細胞外電子伝達とピリの新機能:G.sulfurreducensのピリはナノワイヤーとして使われ、電子を細胞表面からFe(lll)酸化物へと伝達していると考えられる。 G.Reguera et al(2005)
D.R.Lovley (2003)
9月13日 吉本 誠之 O157:H7のγ線で生肉中の細菌を殺す条件とベロ毒素によるHemolytic Uremic Syndrome(HUS)について Hesham M. Badr(2005)
Noris,M and Remuzzi,G. (2005)
7月12日 谷ヶ崎 仁 Multi-component Complex for Outer Membrane Biogenesis:バクテリア外膜の生合成に関与する遺伝子(YtgL,YaeT,YtiQ,NlpB,imp)が明らかになってきた。 Natividad Ruiz et al (2005)
Tao Wu et al(2005)
6月22日 久保瑠美 Rhodospirillum centenumの走化性と光認知の関係:ビブリオと同じように2種類のべん毛を持ち光に向かって. Ze-Yu Jiang et al (1997)
Ze-Yu Jiang & Carl E.Bauer (1997)
6月22日 鈴木大介 V.choleraeの走化性と病原性について Freter,R & O'Brien,P.C (1981)
Lee,S.H.,Butler et al (2001 )
6月14日 小原 円 クラミドモナス軸糸タンパク質Rib72相同性があるJMEてんかんを起こすEFHC1のマウスでの繊毛とべん毛での存在を調べる. Takashi Ikeda et al (2005)
Suzuki T et al (2004)
6月14日 和田智之  バクテリアのべん毛wetness感知機構と病原性遺伝子発現 Qingfeng Wangl et al (2005)
Tyler G. Kimbrough et al (2002)
6月7日 寺島浩行 Toll-like recepter(TLR)の構造とリガンド認識機構:異物認識をするToll様レセプターが働き,自然免疫を起こす.フラジェリンやリピドAを例にして. Kelly D Smith et al (2003)
Shin-ichiroh Saitoh et al (2004)
5月31日 田島寛隆 細植物の免疫システム:細菌のフラジェリンに対するレセプターが植物にあり、MAPキナーゼ系が活性化される。 Asai T et al (2002)
Boller T. (20 05)
5月24日 福岡 創 細胞骨格タンパク質とDNA分配機構:アクチン様タンパク質が重合して染色体分配をする場合,重要な役割をしていることが示された.細菌と真核細胞の DNA分配機構は似ているのだろうか? Gitai Z.et al (2005)
Moller-Jensen J. et al (2003)
5月17日 坂野聡美 生命をシステムとして理解しよう:複数のプロモーターを組み合わせることで最終産物の制御をし、シュミレーションをやって生物現象を説明しているらしい。しかし、良く分かりませんでした。 Rosenfeld N. e t al (2005)
Hooshangi S. et al (2005)
Basu S. et al (2005)
5月10日 楠本晃子 大腸菌に寄生するBdellovibiroの研究は今?: 全ゲノム配列が決定されたが、侵入機構や増殖機構について分かってくるだろうか? Sokett R. & Lambert C. (2004)
Rendulic S. et al (2004)
4月19日 百武晃宏 autophagy による細胞質内細菌の排除:autophagyを欠損すると細菌は細胞内に侵入できるようになる。また、autophagyから逃れる方法をそなえている細菌もいる。 Nakagawa I. et al (2004)
Ogawa M. et al (2005)
4月19日 篠原明梨 帰りの切符がみつかった!!:酸化ストレスに関与するタンパク質Prxのスルフィン酸を還元するタンパク質Srxの発見 Woo H.A. et al (2003)
Biteau B. et al (2003)
堀田韵虹 プロスタグランジンによるアレルギー反応を抑制することによるTypeIアレルギー用の新タイプ薬の開発 Narumiya S, Sugimoto Y, Ushikubi F. (1999)
Kunikata T. et al (2005)
4月12日 小嶋 勝 "Gene silencing by dsRNA": 二重鎖RNAによる遺伝子の不活化のメカニズム・siRNAとの共結晶構造が解かれたことによる研究の進展 Meister G. & Tuschl T. (2004)
Parker J.S. et al (2005)
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